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佐渡市の課題解決型職場体験について

4 質の高い教育をみんなに
記事ID:0062761 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

~課題解決型職場体験(KST)~

課題解決型職場体験とは

 佐渡市では、勤労観・職業観を育むことが主な目的であった職場体験を見直し、平成27年度から課題解決型職場体験として実施しています。

 佐渡市の子どもたちの実態として、「習得より活用が苦手」「思考力や表現力がなかなか伸びない」という課題があります。将来の変化を予測することが困難な時代を生きる子どもたちにとって、社会の変化に受け身で対処するのではなく、自ら課題を発見し、他者と協働してその解決を図り、新しい知識・価値を創造する力を育成することが求められています。そのために職場体験においても課題解決型で探究的な学びを重視することで、生徒の社会参画への意欲や当事者意識を高めるとともに、関わった大人からのフィードバックをもらうことを通して自己のキャリア形成と関連付けながら学習への意欲を高めることを目指しています。また、佐渡で働く大人がどのような思いや情熱をもって働いているのか、仕事を通して、佐渡の課題解決や地域活性に貢献しているかを生徒に感じてもらい、佐渡を見直す機会とします。

 佐渡市内全中学校2年生(前浜中では2・3年生)、佐渡中等教育学校中学部3年生、羽茂高等学校1年生で実施しており、例年、市内約100の事業所から協力頂いています。

 課題解決型職場体験では、体験当日だけでなく、事前打ち合わせや「生き方・仕事トーク」、発表会など、事業所に協力いただくことが多く、ご負担をおかけしています。しかし、

「生徒の社会体験の役に立てる上、弊機構にとってもよい刺激になる。」

「受け入れ側にも学びや気づきがあり、佐渡の未来を担う人材の育成にもつながる。」

「学校生徒と地域・事業者がつながるいい取組だと思う。受け入れ側も改めて自社の取組、課題を考えるいい機会をもらっている。」

とったご意見をいただいています。受け入れていただく事業所とのWinWinの関係を築いていきたいと考えています。

 

従来の職場体験との違い

 

従来の職場体験

課題解決型職場体験

 

学びの内容

仕事の一部

仕事の全体(プロセス)

仕事を知るための作業・体験

課題を発見し解決するための実体験

仕事の大変さ

仕事の面白さ・醍醐味

学びの姿勢

受身的

主体的

 

課題解決型職場体験 全体の流れ

課題解決型職場体験全体の流れ

佐渡市課題解決型職場体験紹介動画(YouTube)

佐渡市課題解決型職場体験の様子を動画で紹介しています。

リンクURL: https://youtu.be/YtyDYGRAOgs<外部リンク>