2017年7月策定(計画期間:平成29年度〜令和8年度)
概要
近年、社会構造などの変化にともなって全国的に空家問題が顕著化しており、適切な管理が行なわれない空家等が深刻な社会問題となってきたことから、2015年5月、「空家等対策の推進に関する特別措置法」が施行されました。
本市においても空家等に対する苦情や問い合わせが増えつつあり、市民生活の安心と安全を確保するうえで重要な課題となっています。そこでこのたび、空家等対策の方向性を明確化して効果的・効率的に推進していくために、佐渡市空家等対策計画を策定しました。
計画期間
平成29年度〜令和8年度(2017年度〜2026年度)
基本方針
- 所有者管理の原則
- 多様な主体との協力・連携による対策
- 管理不全空家等への対応
- 世界遺産登録に向けた取組
取組
4つの段階別に、総合的な取り組みを推進します。
- 居住中:空家等の発生抑制
- 空家化:空家等の流通・活用促進
- 管理不全状態:管理不全な空家等の防止・解消
- 跡地の活用:空家等に係る跡地の活用
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目次(全章)
- 第1章 計画策定の趣旨
- 計画策定の背景と目的
- 計画の位置づけ
- 計画の期間
- 計画の対象地区及び対象とする空家等
- 第2章 空家等の現状と課題
- 空家等の現状
- 空家等の発生要因
- 人口減少・高齢化
- 高齢者のみ世帯の増加
- 空家等がもたらす問題
- 周辺地域へもたらす問題
- 空家等所有者等の問題
- 課題
- 所有者意識の課題
- 空家等対策の推進体制の課題
- 管理不全空家等の課題
- 第3章 空家等対策に関する基本方針
- 所有者管理の原則
- 多様な主体との協力・連携による対策
- 管理不全空家等への対応
- 世界遺産登録に向けた取組
- 第4章 空家等対策の取組
- 空家等の発生抑制
- 空家等実態調査の実施
- 市民への情報発信(適切な管理、支援制度等)
- 地域への啓発活動の検討
- 関係機関と連携した将来空家等となる可能性のある建築物に対する相談体制の構築
- 町並みや歴史的建造物の保存
- 空家等の流通・活用促進
- 空家等を活用するための対策
- 関係機関と連携した流通の促進の取組
- 管理不全な空家等の防止・解消
- 自治会など地域における取組に対する支援
- 特定空家等に対する措置
- 既存法に基づく措置
- 緊急対応措置の検討
- 除却に対する支援制度
- 空家等に係る跡地の活用
- 地域での公共的管理と利活用
- 跡地を活用するための対策
- 第5章 空家等に関する対策の実施体制及び相談への対応
- 空家等に関する対策の実施体制
- 佐渡市空家等対策協議会
- 佐渡市特定空家等審査会
- 佐渡市空家等対策関係課長会議
- 空家等に関する相談への対応
<外部リンク>
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