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佐渡市スポーツ推進計画(案)のパブリックコメントに対する佐渡市の考え方を公表します

記事ID:0024600 更新日:2021年3月10日更新 印刷ページ表示

佐渡市スポーツ推進計画(案)に対する市民の皆さまのご意見を募集しましたところ、貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。

お寄せいただいたご意見の概要とご意見に対する市の考え方を公表します。

ご意見募集の概要

募集期間

2021年1月12日から2021年2月12日まで

お寄せいただいたご意見

提出者数:3人

ご意見の数:16件

提出方法:入力フォームからの送信3人

ご意見の概要と佐渡市の考え方

ご意見1

 11ページの【小学生の現状】だけが箇条書きになっている。これ以外にも「○」や「・」を使って他との表記が異なる箇所がいくつか見られる。また、全体的に構成が統一されておらず、特に第3章の一部には「【 】」や「( )」を変に使うなど読みづらい。「子」「子供」「子ども」「児童」が混在している。

佐渡市の考え方

 ご意見を反映し、該当する箇所を修正します。「子」については「子ども」に統一します。

ご意見2

 21ページ「今後は各地区において総合型地域スポーツクラブの理念は継承しつつ、誰でも参加でき多種のスポーツが経験できるような「健康・スポーツクラブ」(コミュニティスポーツクラブ)の設立が望まれます。」とあるが、総合型クラブの理念を継承するだけで総合型クラブの設立は推進しないと取れる。コミュニティスポーツクラブとは「地域型総合スポーツクラブ」や新潟市の「スポーツ振興会」がこれにあたるとあるので、総合型クラブは理念の継承という表現ではないのが良いのではないか。

佐渡市の考え方

 従来型総合型スポーツクラブを設立するのではなく、地域住民が自発的、継続的に取り組めるよう、各地区で現状にあった健康・スポーツクラブを推進するため、理念は継承しつつ推進していきたいと考えていますのでご理解ください。

ご意見3

 24ページ「また、佐和田地区には佐渡市総合体育館が、真野地区には佐渡スポーツハウスが、両津地区には両津総合体育館があり、佐渡市スポーツ協会が指定管理を受託して活動していますが、地区のスポーツ実施率を向上するような事業を企画運営できるかが課題です。」とあるが、公募により一定期間スポーツ協会が指定管理を受託しているだけなので、10年後の計画書に指定管理者名を載せるのは適当でないのではないか。

佐渡市の考え方

 ご意見を踏まえ、「令和2年度現在」の表記を追加し、以下のとおり修正します。
「また、佐和田地区には佐渡市総合体育館が、真野地区には佐渡スポーツハウスが、両津地区には両津総合体育館があり令和2年度現在、佐渡市スポーツ協会が指定管理を受託して活動していますが、地区のスポーツ実施率を向上するような事業を企画運営できるかが課題です。」

ご意見4

 地区のスポーツ実施率を向上するような事業は指定管理者だけがすべき事業に読み取れるので、表現の工夫が必要でないか。

佐渡市の考え方

 指定管理者だけがすべき事業の指摘についてはその前段に「小木地区、羽茂地区のB&G体育館、赤泊体育館で定期的な健康事業・スポーツ教室の開催が望まれます。」とも記載してあり、指定管理者だけがすべき事業とのことではありません。

ご意見5

 26ページ「佐渡市平スキー場にリフトが設置され、入場者数は飛躍的に伸びました。現在条例の規程により木金土日の週 4営業日ですが、60 歳以上は青春時代の経験もありシニア世代の健康増進に活用できれば収益も上がり(月火水)の利用が可能になります。」とあるが、計画書に載せる表現として適当でないように思う。

佐渡市の考え方

 ご意見を踏まえ、以下のとおり修正いたします。
 「佐渡市平スキー場にリフトが設置され、入場者数は飛躍的に伸びました。現在条例の規定により木金土日の週 4日の営業日ですが、利用者の拡大にもつなげるため、営業日を増やすことも検討が必要です。また、シニア世代の健康増進及び、シニア世代の利用率を上げるための事業計画を検討することによって、スキー場自体の稼働率、市民の健康増進、スポーツ実施率の3つの向上を図ることができると考えられます。」

ご意見6

 31ページ「学童期のスポーツ教室の開催実施」の表に、体育館名を載せる必要はないのではないか。相川体育館でも学校開放でも良くて、会場ではなく回数を目標とすべきでないか。

佐渡市の考え方

 全体の回数だけが目標ではなく各地区の底上げの目安として各地区の体育館名を記載していますのでご理解ください。

ご意見7

 「3 特別な配慮が必要な人へのアプローチ」の本文に、「2と同様に」とあるが、どの2なのか分からない。

佐渡市の考え方

 ご意見を踏まえ、以下のとおり修正いたします。
 「後述の2高齢者のスポーツ推進と同様に」

ご意見8

 33、34ページの目標3、目標4は、地区別に目標を設定する必要がないのではないか。

佐渡市の考え方

 全体数だけが目標ではなく各地区の底上げの目安として地区別に記載していますのでご理解ください。

ご意見9

 37ページの目標6は、最重点目標とすべきでないかと思う。

佐渡市の考え方

 目標6の健康・スポーツクラブの設立について、組織の設立の推進も重要ですが、今回の計画は教室を行い、指導者を育成するなど、地域住民が活動的になることをスタートとし、そのうえで市民が自発的に組織を作ることで継続的なスポーツクラブになるとの考えのもと策定しています。そのため最重点課題を地域住民の活動の取り組みとしていますのでご理解ください。

ご意見10

 37ページの目標7は、国の目標65%(令和3年)に対して、それより10年後の佐渡市の目標が37%と、極めて低いのではないか。目標年度に10年の差があるので、国の目標と同様にしても決して高い目標とは思えない。

佐渡市の考え方

 市民アンケートにより現状、実施率が21.5%と低い数字であり、高齢化率、人口動態などを考慮し現状維持も難しく37%が低い目標とは思えないため、現実的な目標として設定しました。取り組みを進めて行き、中間目標で見直します。

ご意見11

 1ページの「このような問題山積の佐渡市の中で市民のスポーツ推進は、多くの問題の中に埋もれて行政の取り組む課題の優先順位の最後になったのは仕方のないことかもしれません。」とあるが、結局、今後もスポーツ振興は優先順位の最後となり、市の姿勢はこれまでと変わらないように思う。

佐渡市の考え方

 ご意見を踏まえ、以下のとおり修正いたします。スポーツについては今後計画をもとに、推進に取り組んでいきます。
「このような問題山積の佐渡市の中で市民のスポーツ推進に着手することが困難であったことは否めません。」

ご意見12

 障がい者の実施率の目標を上げるべきでないか。国と同様の40%を目標としてはどうか。

佐渡市の考え方

 障がい者の実施率については現状把握できておらず、インフラ整備やサポート体制など現実的に困難な面もあり、目標5の大会参加者数を目標としています。

ご意見13

 39ページの目標11は、イベントごとの目標ではなく全体で何人とすべきでないか。5番目6番目のイベント開催を目指すのであれば、全体での目標が良いのではないか。

佐渡市の考え方

 ご意見を踏まえ、記載の大会の他に、その他イベントの項目と全体の増加人数の合計目標値を加えます。なお、新型コロナウィルス感染拡大状況に応じた目標の修正が必要であると考えられます。時々の状況に応じ、改めて目標値を設置する必要があります。

ご意見14

 40ページの目標12は、マスターズ大会に限定する必要はないと思うので、あらゆる上部大会を誘致することを前提とした目標にすべきと思う。

佐渡市の考え方

 交流を目的としたマスターズ大会を現実的な目標として設定しましたのでご理解ください。なお、新型コロナウィルス感染拡大状況に応じた目標の修正が必要であると考えられます。時々の状況に応じ、改めて目標値を設置する必要があります。

ご意見15

 現在、島内のスポーツ施設(サンテラ、スポーツハウス、各体育館など)や市の主催する各スポーツ大会、教室などは市民が積極的に運動することを推進して市民の体力増強をはかることを主眼として、参加費無料、施設の使用料の利用者負担をごく少額で行なっている。
 しかし現体制では予算的に施設や設備の老朽化に対応できない。また、指導する携わるスタッフもしっかりと教育されたプロ意識を持った人材を登用する必要がある。
 ハード、ソフトの両面をしっかり構築するためには利用する側に応分の負担してもらえる体制にしなければならない。そのためには、利用者の満足度が担保されることと、値上げ時点ではすでにハード、ソフトの両面が揃った環境であることが必須になるので初期投資が必要となる。民間のスポーツ施設や教室のあり方を検証して5年、10年先の明確なビジョンを掲げて進めていただきたい。
 少子化、高齢化が進むので、年齢に対応し教室も拡充すべきです。こんな時代ですが、スポーツに力を入れているところは力があります。ぜひ佐渡市の地力を上げられるよう期待しています。

佐渡市の考え方

 ご意見を参考に、推進計画を進めていく中で検討します。

ご意見16

 各スポーツ団体と小、中、高校の部活動との全国最先端の連携体制の構築
 少子化による各学校での部活動の縮小が顕著であり、且つ、教職員の働き方改革 により、土日の活動や大会参加、など社会的変革への対応は急務である。少子化の佐渡市において、全国に先駆けて体制・態勢を構築すべきである。 

佐渡市
・文部科学省、新潟県教育委員会へのモデル地区としての選定依頼
・大会への合同チームとしての参加許可働きかけ
・学校から行動練習会場への送迎へのスクールバスの活用
・スポーツ指導員の、地域おこし協力隊などでの採用強化
・文部科学省の企業からの雇用・派遣の人材バンクからの採用
・スポーツ留学生の募集、アパート斡旋

教育委員会
・学校と父兄・指導員との法的責任の明確化・整理
・企業・社会人との連携、採用の為の文部科学省の人材バンクの活用
・体育館・会議室などの管理施設の使用申請などのWeb化
・父兄、教員と地域指導員との交流の円滑支援、学校行事予定の説明
・スポーツ団体への経済的支援増額の予算獲得と強化
・生涯学習としての大人・高齢者からの参加・支援の拡大
・活動や地元大会予定の周知、告知 ポスター、チラシの作成   

学校
・教員と父兄、地域支援員との交流支援
・小、中学校での一貫、連携した指導への配慮
・スポーツ団体 組織の透明性の確保、パワハラ、モラハラの排除
・指導員、役員体制への女性、若手の積極的採用
・父兄、学校教員との指導方針の策定の為の円滑な交流
・子供の学力維持、生活態度の為 

父兄
・責任論、送迎などでの円滑、円満な関係者との交流の覚悟

佐渡市の考え方

 ご意見を参考に、関係組織と連携を図りながら実現可能なところから随時検討します。

 

意見募集要領

佐渡市スポーツ推進計画(案)