ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらしの情報 > 拉致問題・人権・男女共同参画・国際交流 > 拉致問題 > 拉致被害者関係市連絡会がアメリカ大使館を訪問し、ジョー・バイデン大統領宛のメッセージを手渡しました

本文

拉致被害者関係市連絡会がアメリカ大使館を訪問し、ジョー・バイデン大統領宛のメッセージを手渡しました

記事ID:0030024 更新日:2021年8月27日更新 印刷ページ表示
拉致被害者の地元3市(新潟県佐渡市、新潟県柏崎市、福井県小浜市)で組織する「拉致被害者関係市連絡会」では、8月25日にアメリカ大使館を訪問し、アメリカ合衆国のジョー・バイデン大統領へのメッセージをブヨン・リー拉致問題担当書記官へ手渡ししました。
大使館訪問1
大使館訪問2

アメリカ合衆国 ジョー・バイデン大統領へのメッセージ

日朝間の拉致問題全面解決に向けたお力添えをお願いします

 日本国政府は、2002年の日朝平壌宣言において、国交正常化を実現するためには、日朝間の不幸な過去を清算し、拉致問題を解決すること、政治、経済、文化的関係を樹立することが必要である、として努力を重ねてきました。
 しかし、誠に遺憾なことに、2020年、拉致被害者である横田めぐみさんのお父様はめぐみさんとの再会が叶わぬまま、逝去されました。めぐみさんが13歳で拉致されてから43年という年月が経過しています。
 このような中、去る2021年4月3日、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会と北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会では、「全拉致被害者の即時一括帰国を決断して頂きたい」という北朝鮮指導者への2回目のメッセージを発出しました。その中で、「親の世代の被害者家族(横田めぐみさんのお母様、有本恵子さんのお父様)が被害者と抱き合うことなしに、日朝間の国交正常化に賛成することはできないこと。それが実現しなければ大多数の日本国民は北朝鮮との関係改善に反対すること。」に言及し、期限を設けた不退転の決意で、一日も早い拉致問題解決を強く訴えています。
 私たち、拉致被害者関係市連絡会(福井県小浜市、新潟県佐渡市・柏崎市)としましても、このメッセージに込められた切実な思いを重く受け止め、これを全面的に支持し、横田めぐみさんのお母様、有本恵子さんのお父様が御存命の間に拉致問題を必ず全面解決してほしいこと及びその実現なくして、両国間の関係改善は有り得ないというメッセージを、日本国政府のみならず朝鮮民主主義人民共和国に対して、強く訴えております。
 アメリカ合衆国バイデン大統領におかれましては、私たちの気持ちを何卒御理解いただき、日朝間の融和のため、また、北東アジアの平和と安定のためにも拉致問題の完全解決に向け朝鮮民主主義人民共和国への働きかけに御尽力賜りますようお願い申し上げます。


  2021年8月25日


                                 柏崎市長   櫻井 雅浩
                                 佐渡市長   渡辺 竜五
                                 小浜市長   松崎 晃治

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)