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平成25年度の建設工事等入札制度改正
平成25年2月28日掲載
平成25年4月1日以降に公告または指名する建設工事の入札において、以下のとおり入札制度を改正します。
改正1 地域保全型入札の拡充
地域保全型入札の拡充を図るため、次のとおり改正します。
条件1:工事の規模
予定価格130万円超〜2000万円未満
条件2:工事の内容
簡易な土木一式工事
入札参加ランク
130万円超〜1500万円未満=A、B、C、D
1500万円以上〜2000万円未満=A、B、C
地区割り
両津、相川、国仲、南部の4地区を基本としつつ、より地域に密着した工事については旧10カ市町村に細分化する。
地域保全型とする工事数
条件1、2を満たす土木一式工事のすべて
入札方式、入札参加地区
- 1500万円未満の工事
地区割は旧10カ市町村とし、一般競争入札を基本とする。
該当する業者数が6者に満たない地区は指名競争入札とする。 - 1500万円以上~2000万円未満の工事
両津、相川、国仲、南部の4地区で一般競争入札を基本とする。
該当する業者数が8者に満たない地区は指名競争入札とする。
改正2 総合評価方式入札の拡充
総合評価方式入札の拡充を図るため、以下の改正をします。
- 工事金額が概ね2000万円以上の土木一式工事を対象とし、拡大します。
- 企業努力や地域貢献をより公正に評価するために評価項目と配点を見直します。
1.工事成績点、優良工事表彰の採点
佐渡市の平成24年度分の工事成績点を活用し、当分の間は、佐渡市と新潟県の工事成績点のうち、加点項目は良い方を、減点項目は悪い方を採用します。
2.企業のISO認証の項目追加
会社がISO9001または14001のいずれかの認証を得ていれば0.5点を加点します。
3.配置予定技術者のCPDS受講の項目追加
配置予定技術者がCPDS20ポイント以上を有していれば0.5点を加点します。
4.災害時における活動実績の定義の明確化
一般競争入札共通公告に記載のとおりとし、単なる災害復旧工事の受注と見受けられるものは対象外とします。
5.道路除雪の受託契約に対する除雪距離に応じた配点
除雪の受託者は1点とし、市・県・国道等合計延長が30km以上の事業者についてはさらに1点を加点します。
6.維持修繕(補修)実績に対する項目の削除
維持修繕活動の定義があいまいなため、この項目を削除します。
改正3 アスファルトフィニッシャー所有の定義について
アスファルトフィニッシャーを使用時にのみ賃貸借する契約は「所有に準じる」として認定しますが、この場合は「市内に本店または営業所を有する事業者であり、かつ、賃貸借に供される機械が市内に所有・保管されていること」を条件とします。
改正4 経常共同企業体の取り扱いについて
- 経常共同企業体の構成者は、企業体として登録した業種については、入札参加資格者登録の期間中は単体企業として入札参加をすることができないこととします。
※地域保全型入札は、このことによらず、地域貢献地元企業と認定された単体企業のみが参加できます。 - 企業体として登録できる業種は次のとおりです。
業種
- 建築一式工事
- 土木一式工事(一般)
- 土木一式工事(推進工事)
- 土木一式工事(海上工事)
- 管工事(一般)
- 管工事(水道管渠工事)
- 電気工事
- 舗装工事
※1 水道管渠工事の入札参加資格では、管工事の資格だけでなく構成者すべてが土木一式工事の資格が必要です。ただし、水道管渠工事の企業体結成をもって土木一式工事への単体企業での入札参加を制限するものではありません。
※2 経常共同企業体の入札参加資格審査申請は平成25年4月1日以降を予定しています。詳細は佐渡市ホームページ>入札情報に掲載します。
改正5 電子システムでの入札可能期間を3日とすることについて
電子入札システム上での入札可能期間を3日間確保するように努めます。
個別公告の入札日をご確認ください。
- 例…月曜日(入札日の前日)が休日の場合、前週の木曜から入札可能とします。