佐渡地区保護司を紹介します

保護司とは

保護司は、犯罪や非行をした人たちが再び罪を犯すことがないよう、その立ち直りを地域で支える民間のボランティアです。保護司法に基づき、法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員として活動しています。

 

保護司の活動

犯罪や非行をした人の立ち直りを助ける活動

■保護観察

保護観察官と協力しながら、犯罪や非行をした人たちと定期的に面接を行い、生活上の助言や就労の手助け等を行い、その立ち直りを助けます。

 

■強制施設収容中の者の生活環境の調整

刑務所や少年院などに収容されている人が、釈放後にスムーズに社会復帰を果たせるように、帰住予定地の調査や引受人との話し合い、就職の確保等を行い、必要な受け入れ態勢を整えます。

 

地域の方々に立ち直りについての理解と協力を求め、安全安心な地域づくりを行うための活動

■犯罪予防活動

犯罪の予防を図るための啓発、宣伝、地域の関係づくりなどを行っています。特に犯罪や非行を未然に防ぐために、毎年7月を“社会を明るくする運動”強化月間として、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための犯罪予防活動を促進しています。

 

社会を明るくする運動　～犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ～

犯罪や非行の防止と犯罪をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場においてチカラを合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。

7月は「社会を明るくする運動」強化月間・再発防止啓発月間として、各地でさまざまな活動が行われています。

 

佐渡市の保護司

現在、佐渡市では約30名の方が佐渡地区保護司会に所属し、さまざまな活動を行っています。

「社会を明るくする運動」に伴う活動

■広報啓発活動（店舗やイベントの場をお借りしてのビラ配り、街宣車による呼びかけ、「市報さど」での趣旨掲載　など）

■小・中学生に対する"社会を明るくする運動"作文コンテストへの応募呼びかけ

　〈近年の受賞歴〉令和5年度　新潟県最優秀賞　 1名（小学校）

　　　　　　　　　令和6年度　特別賞（新潟県保護司会連合会長賞）　1名（中学校）

■支所・行政サービスセンターでの懸垂幕の設置

 

出前授業

小・中学校にお伺いして、保護司の活動紹介や共生社会実現に向けた講話を行います。

 

佐渡地区更生保護サポートセンター

佐渡地区更生保護サポートセンターは、佐渡市における更生保護活動の拠点として設置されています。

 

住所　　　佐渡市河原田本町394　佐渡中央会館 3階 第1研修室

開所日　　月曜日・水曜日・金曜日（年末年始・祝日を除く）

時間　　　午前9時から午後3時まで

電話/FAX　0259-57-4567

メール　　sadotiku-hogosikai@brown.plala.or.jp

内容　　　犯罪や非行に関する相談

　　　　　非行防止活動の推進

　　　　　更生保護活動に関する情報提供

　　　　　関係機関・団体との連携推進

　　　　　保護司の処遇活動への支援

　　　　　保護司という活動に関する相談・質問など

 

「愛の協力運動」（更生保護法人 新潟県保護観察協会）について

毎年、「愛の協力運動」にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。

皆さまからいただいた協力金は、”社会を明るくする運動”をはじめとした犯罪予防活動や罪を犯した人たちの立ち直りを援助する活動を行っている保護司会、更生保護施設や民間ボランティア団体を援助するなどして犯罪、非行のない地域づくりに活用させていただいております。

今後とも、犯罪や非行のない明るい社会を築くため、ご支援とご協力をお願いいたします。

　〈令和6年度実績（佐渡市）〉12,928世帯　1,382,260円