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佐渡市いじめ防止基本方針(改定案)のパブリックコメントに対する佐渡市の考え方を公表します
佐渡市いじめ防止基本計画(改定案)に対して、市民の皆さまから貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。
お寄せいただいたご意見と、ご意見に対する市の考え方を公表します。
ご意見募集の概要
募集期間
2021年11月10日から12月10日まで
お寄せいただいたご意見
提出者数:2人
ご意見の数:3件
提出方法:窓口での提出1人、入力フォームからの送信1人
ご意見の数:3件
提出方法:窓口での提出1人、入力フォームからの送信1人
ご意見の概要と市の考え方
ご意見1、2
たいへん充実した内容だと思います。追加の提案をさせていただきます。採否についてはお任せいたします。
1 [6ページ3行目]
…安全を確保し、「学校全体ですべての児童生徒の安心を守りぬく覚悟を宣言し、」
2 [15ページ下から4行目]
「加害児童生徒の行動面の改善は支援するものの、決してその人格を否定せず、相互信頼の回復に努める。」
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…安全を確保し、「学校全体ですべての児童生徒の安心を守りぬく覚悟を宣言し、」
2 [15ページ下から4行目]
「加害児童生徒の行動面の改善は支援するものの、決してその人格を否定せず、相互信頼の回復に努める。」
佐渡市の考え方
1 「…安全を確保する覚悟を宣言し、」として採用します。
(理由)
いじめの被害児童生徒を単に守るという言葉だけでは、被害者の安心につながらないという指摘はその通りだと考えます。学校全体でいじめ解消に取り組む覚悟を、最初の対応時に被害者に宣言することで、学校全体で毅然と対応する覚悟を示すこともできます。
2 「加害児童生徒の人格を否定せず、言動面の改善を粘り強く指導し、相互信頼の回復に努める。」として採用します。
(理由)
加害児童生徒には、成長の一時期において、間違った考えに基づき相手を傷つける言動をとることがあります。加害児童生徒の言動面の改善を支援、指導することがいじめ解決の基本です。しかし、支援、指導の際に、学校が加害児童生徒の人格を否定した対応、否定したと受け取られる対応は、児童生徒だけでなくその保護者も含めて、反省、改善につながらないだけでなく、表面上だけの反省を強要することにもなる可能性があります。
児童生徒の人格を尊重し、学校職員と児童生徒の人間的信頼関係に基づく生徒指導の基本を改めて、確認することでいじめの解消につなげたいと考えます。
(理由)
いじめの被害児童生徒を単に守るという言葉だけでは、被害者の安心につながらないという指摘はその通りだと考えます。学校全体でいじめ解消に取り組む覚悟を、最初の対応時に被害者に宣言することで、学校全体で毅然と対応する覚悟を示すこともできます。
2 「加害児童生徒の人格を否定せず、言動面の改善を粘り強く指導し、相互信頼の回復に努める。」として採用します。
(理由)
加害児童生徒には、成長の一時期において、間違った考えに基づき相手を傷つける言動をとることがあります。加害児童生徒の言動面の改善を支援、指導することがいじめ解決の基本です。しかし、支援、指導の際に、学校が加害児童生徒の人格を否定した対応、否定したと受け取られる対応は、児童生徒だけでなくその保護者も含めて、反省、改善につながらないだけでなく、表面上だけの反省を強要することにもなる可能性があります。
児童生徒の人格を尊重し、学校職員と児童生徒の人間的信頼関係に基づく生徒指導の基本を改めて、確認することでいじめの解消につなげたいと考えます。
ご意見3
「いじめ」という用語が頻繁に出てくるので内容は少しきつく(難しく)感じるかもしれませんが、当事者、保護者、関係者の立場になるととてもつらく、気分が落ちることであり、どうしたら良いかわからず相談したり考えたりする気力もなくなるような状態になるので、方針や対応策はある程度明確に明記したほうが良いと思います。今回の改定(案)では改正前より踏み込んだ内容になっていると感じます。
佐渡市の考え方
いじめの被害者という立場になると、どう解消に向うのか見通しがもてず、無気力な状態になることもよく理解できます。それゆえに、学校、教育委員会には毅然とした対応で、解消に向けて力強い対応をすることが求められます。今回の「佐渡市いじめ防止基本方針の改定案」にはそのことを示しましたが、より具体的なものとなるよう、6ページの『毎年度始めに提示する「佐渡市いじめ対応フロー図」(*1)』を毎年度見直して、より具体的に示します。