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消火器の破裂事故の予防
古い消火器の危険性
放置し腐食が進んだ消火器を廃棄するために、粉末薬剤を放射しようとした際に消火器が破裂し、死者が発生するという痛ましい事故がありました。
錆びた消火器や変形のある消火器は、火災に対しても、訓練等でも絶対に使用しないでください。
本体容器
腐食のあるものは強度上危険ですので廃棄してください。
層状はく離の腐食
あばた状の腐食
溶接部とその周辺の腐食
使用に耐えない変形
使用に耐えない鋭いキズ
サビを落としても腐食の残るもの
蓋(キャップ)
キズ、変形、腐食を生じているものは、早急に廃棄してください。
- 亜鉛合金製の蓋で、メッキの光沢がなくなり、シワ、スジ、表面にボツボツができたもの。
- メッキがはがれ、その跡に白い結晶ができたもの。
消火器を廃棄するときの注意
不用になった消火器を廃棄するときは、次のことに注意してください。
- 古くなった消火器で容器にサビやキズがあるものは、容器破裂の危険が大きいので絶対に分解したり、放射したりしないで下さい。
- 消火器の処分は、一般のごみの回収には出さず、購入先または専門業者に相談・依頼してください。
- 消防署では、消火器の販売・引き取りは行っていません。
不明な点については、購入店・販売店または、最寄の消防署へ問い合わせて下さい。