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佐渡市景観審議会(平成26年度 第1回)の議事録など

2014年10月2日、掲載

建設部 建設課 住宅係(0259-63-5118)

本ページの目次

日時・場所・出席者

日時
平成26年8月1日(金曜日)、午前10時〜11時45分
場所
市役所 本庁舎 3階 大会議室

出席者

佐渡市景観審議委員

会長
  • 高橋 保(有識者)
委員
  • 計良 武彦(市民団体)
  • 本間 友子(一般市民)
  • 中野 奈美子(一般市民)
  • 知本 チサ(一般市民)
  • 末武 加奈恵(一般市民)
  • 山本 利雄(一般市民)
  • 計良 ミハル(一般市民)
  • 野口 忍(一般市民)
  • 濱田 嘉夫(有識者)
  • 長谷川 英夫(有識者)
  • 波塚 泰一(関係行政機関 佐渡地域振興局地域整備部計画調整課長)
  • 横山 松美(関係行政機関 佐渡地域振興局農林水産振興部農村計画課長)

佐渡市役所

計19名

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審議会次第

  1. 開会
  2. 会長及び副会長の選任について
  3. 議事
    1. 相川の重要文化的景観選定申出に伴う特別区域指定について(資料1、資料2、資料3)
    2. 世界遺産バッファゾーンの設定について(資料4)
  4. その他
  5. 閉会

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議事録

開会

建設課長あいさつ

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会長及び副会長の選任について

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議事

事務局

それでは、本日1名の委員の欠席ですが、規則で定めるとおり過半数を超えておりますので、会が成立するということでこれより議事に移りたいと思います。議事の進行については、景観条例施行規則の37条によりまして会長よりお願いしたいと思います。会長お願いします。

会長

皆様、おはようございます。二年間、会議がなくまた続けてということになりますが、よろしくお願いします。このあと座って進めさせていただきたいと思います。皆様、資料は届いておりますでしょうか。それでは議事に入らせていただきます。

世界遺産推進課から、「(1)相川の重要文化的景観選定申出に伴う特別区域指定について」について説明。

会長

今、説明がありましたけども、わりと広くに渡り説明されておるようですが、何か質問がありましたら。

委員

ちょっと最初の導入部分ですけど、もともとは佐渡市の景観計画で景観条例的に規制をかけていたものを、文化財保護法に基づく重要文化的景観に選定して、それで規制を新たにかけ直すという制度でよろしいでしょうか。

世界遺産推進課

そうですね。基本的には文化財保護法の中のものではあるのですが、ただこの重要文化的景観につきましては、通常の国の史跡とか重要文化財とは違いまして、それぞれ文化財保護法の中できちんとこういうふうに守りなさい、といった基準がはっきりとしておりまして、重要文化的景観という文化財については、まず地方自治体の景観条例がベースにあって、その中で特別区域や重点区域としたところを重要文化的景観として保護を図るという保護制度になります。

重要文化的景観にする条件としまして、その自治体が景観行政団体になっている必要があるのと、景観法に基づく景観計画や条例が施行されているという前提があって初めて申出ができるという制度で、地方が国へ申出をしてそれを国が選定するというシステムですので、一般の指定とは少し違うものになります。佐渡でいうならば宿根木の重伝建地区も選定ですし、その地区で決まりごとを作ってそれを国に認めてもらうというような制度になります。

委員

あくまでも条例なのですか。

世界遺産推進課

そうですね。基本は景観条例に基づく計画があって、それをもとに守りますよということになります。

会長

ほかにどなたかご質問がありますか。

委員

先ほど資料2のところで、南部の農地部分を後から追加していきたいということですが、最初からしないで後からという理由があれば教えてもらいたいということと、追加というのはどういうタイミングで。

世界遺産推進課

やはり理由としては実際、耕作している方がいらっしゃるのであまり強い規制を入れてしまうと調整が難航しそうだということがありまして、今回は世界遺産にどうしても必要な部分の町場の区域を中心に設定させていただきました。それから追加のタイミングにつきましては、まだ我々の中でもはっきりと決まっておりませんので、今回は追加をしなければダメだということになればしますが、今回申出する周辺の部分につきましては、世界遺産のバッファゾーンとしての保護が入りますので、その保護で十分であれば、追加というのは可能性が低いということで考えております。

会長

よろしいですか。それではご意見がございましたら、今の説明に関してお聞きしたいと思います。

委員

確かに今、佐渡市の景観条例があり、それから世界遺産の登録に向けて、相川がこうして基準を設けて行きますよというのはいいことだと思いますし、進めなくてはいけないことなのですが、鶴子とか笹川、あの辺りはどうなっているの。

世界遺産推進課

まず、笹川については、既に平成23年に重要文化的景観に選定されております。

委員

できているのですね。

会長

ここで審議をさせていただいた。

世界遺産推進課

新潟県で現在1件しかなく、これが2件目となります。それから鶴子銀山につきましては、既に銀山のほとんどの範囲は国の史跡という文化財に指定されております。山の中だけで人の住んでいる場所があまりないということもありまして、重要文化的景観という保護の必要がなく、国史跡だけで保護していこうと考えております。

委員

行く道中の道とか看板とか、そういったのは特に強制はせず、ただ佐渡市の景観条例でやってということで。

世界遺産推進課

そのあたりについては、次の説明になりますが、世界遺産の周辺にバッファゾーンというものがありまして、現行の基準よりもう一段階厳しい周辺景観保護のために規制がありますので、その銀山の周辺のところはバッファゾーンの中で守っていきたいと考えています。

委員

わかりました。

会長

それでは、説明の中でバッファゾーンのことが時々出てきますので、そちらを先に説明をしていただいた方がよろしいですね。

世界遺産推進課から、「(2)世界遺産バッファゾーンの設定について」について説明。

会長

それでは、(1)と(2)を一緒にでもよろしいですが、何か質問があったらお願いします。

委員

教えて下さい。資料3のところで、相川文化的景観の工作物の景観形成基準が厳しくなっていますが、届出基準の方をもっと厳しくしたほうがいいと思うのですが。届出の基準に達してなかったから届けなくて、一気にやった場合も起こりうると思うので。届出はまずどんなものだろうが1メートルでも出してもらって、それを基準で見た場合にどうなのっていう話で。基準で収まっていれば許可すれば良いのであって、届出自体の対象でなかったら、勝手にやってしまうという話にならないのか。

世界遺産推進課

そうですね、これ以上の基準に達しないものであれば抑えようがないといいますか。現実的に考えますと、建物面積10㎡以上だとほとんどの建物が入りますし、工作物につきましても、煙突・柱類といった工作物Aは5メートル以上で工作物Cの電柱・電波塔は10メートル以上でほとんど入ってくると思います。

委員

個人の何か作ったという場合に、1メートルだろうが届出が必要だよというふうにしといたほうが。

世界遺産推進課

その辺は、我々ではなく実際に届出を受ける景観部局の方に、届出の件数が多すぎて処理しきれないといった体制の問題もあります。そこは担当部局との調整をしながらの話になります。

委員

忙しくなりますけども、届出をしなくてもいいからやったと言われる方が逆にリスクが高いような、そっちを逆に防止すべきであって。一度作ったら個人の資産だから撤去するのが大変になるだろうと。まず、届出させるというのが先決ではないかと思います。

世界遺産推進課

これを決める時に一応それぞれ分類されているのですが、起こりうる規模みたいなものを想定して、かなりの部分をこれで拾えるだろうということでこの数字を設定しています。例えば、この工作物Cですと電気供給・電気通信等の用途に供する物となっていますから、主に想定されるものが電柱になるわけですが、そうすると電柱で10メートル以下というケースはほぼないです。

委員

電柱で言うと、先日の新聞に県議が平泉に行ったときに、電柱の地中化も含めて検討すべきだと発言していますよね。そうすると、私ら市民からするともう電柱なんて論外、もうあの地区だけ地中化にするぐらいの気持ちにならないとダメなんじゃないですかと。それを世界遺産推進課がそういう言い方をするのだったら、そんなもんでいいのと。

世界遺産推進課

電柱の地中化自体について、それは別件で話をしようかという動きはあります。

委員

例えば、宿根木とかいろんな地域で地中化したほうがいいのでしょうけど。あらかじめ厳しめにしたほうが、いいと私は思います。

世界遺産推進課

ほかの地区と比べても、もともと佐渡の景観条例を作る際に岡崎先生の方でも、かなりほかに比べて厳しめにしたとおっしゃっていました。我々もいろいろなことをチェックして気を配ってやれば、かなり景観に配慮できると思っています。問題は地元住民の方との調整がありまして、やはりこれだけ厳しいものであったら住みたくないとか、ほかに移るという話になって誰も居ないゴーストタウンになってしまうのもちょっと問題かと思います。それは、ほかの世界遺産の自治体との条例の内容を比較しながら、この内容でいいかどうかという方向で今後進めさせていただきたいと思っているのですが。

委員

それではなんか、届出対象にないからやってしまったというほうが、リスクがあるのでは。

世界遺産推進課

ほかのところも、この数字よりも小さいものであれば、そんなに景観に影響がないだろうとのことで判断して基準を設けていると思うのですが。その辺はおっしゃる通り、それでも十分かといわれると。

会長

今の委員の意見に対して、何かご意見ありますか。もう少し厳しくされた方がいいのではというような内容でしたが、関連してどうでしょうか。

それではほかにご意見がありましたら、お受けしたいと思います。

委員

後にいただいた改定の景観形成基準、屋根の形が全部平入りを原則とするとなっていますが、何か理由があるのですか。妻入りではダメだと。

世界遺産推進課

それは相川なのですが、町並み調査を岡崎先生が平成20年に行いまして、相川の伝統的な屋根形態が平入りであるので、それは統一した方がいいのではないかということでさせてもらいました。ただこれもあくまでも原則ですので、当然例外はございますので、ビルみたいなもので無理やり勾配屋根にしてもらうということではありません。

今、建設中の相川支所・消防署の建物、あるいは相川小学校は、景観に配慮して勾配屋根にしていただいておりますので、そういうところでは検討してもらいますけど。どうしても施主さんが、それでは嫌だということになれば、そこは要協議ということで。

委員

平入りと妻入りが並ぶということは、雪が溜まるときにその雪をどうするかという問題があるから、やっぱり密集しているところというのは、平入りにどうしてもなると思いますよ。

委員

周りの農村地域は後でという話があったのですけど、今どこでも水田とか畑の耕作放棄地があって見栄えというか景観に関する考え方は。今、田んぼのまんま木が生えちゃっている、それは田んぼで扱って森林じゃない、そのまんまなんだろうかと、そういうのはどういう考え方でしょうか。

会長

何か建設課のほうでありますか。

事務局

それは基本的には、農地法の中で効率利用しなければならないと定められておりまして、本来は耕作放棄地があってはならないという前提であります。農業委員会もそうですし、農業行政のほうでは耕作放棄地を解消するということで、いろいろ啓発はしております。ただやはり担い手がいない、耕作者がなかなか引き継いでいけないという現状もあります。一応そういう規定はあります。ただどうしても実態とそぐわないところが、出てくるというところです。

会長

それについては、景観条例も含めて非常に大切なことですので、前回も笹川の時に話しがありました。特に我々も、景観審議会でのそこらあたりが非常に厳しく問われるのかなと。

既存のものにはどのような形になっていますか。

世界遺産推進課

既存不適格のものについては、かなり微妙な問題がありまして、ホテルでしたら営業のこともありますから、例えばよその世界遺産を目指している地域ですと、建て替えは1回に限り今の高さまでいいですよとか、あるいは少し高さを下げてもらうかたちで建て替えてもらうとか、その辺はケースバイケースでほとんどそれぞれとの交渉というふうになっていることが現状で、その辺の調整については佐渡の場合はこれからです。ただ、いきなりここは世界遺産のエリアにしたので、この高さ以上は絶対にダメですとは、さすがに少々乱暴な話ですし、事業者さんと話をしながら進めていこうかということになります。

委員

今日の議題とは違うかもしれませんが、建設課も世界遺産推進課もいらっしゃるのでちょっとお話ししたいのですが、私も職業柄目につくのですけども、これは市民とか地域の盛り上がりが必要なのかもしれません。相川の町の中が非常に草も生えていて、特にワイドブルーのある道、警察前の交差点の辺りとか町の中なのにああいう状態で、ほとんど一年中草が生えているといった感じで。景観条例でいろいろと規制することももちろん必要ですが、その後の維持管理においては、住民もボランティアもいっぱい入っていると思うのですが、鉱山祭までにはかろうじてきれいになっている感じですけど。そういったところは佐渡市さんとしてどういうふうに。

あと気になっているのが、スカイラインの上り口ですね。近藤組、相川高校から博物館に行くあのラインが、歩道の辺りとか萱藪みたいになっているのですね。あの辺は一番目につくところで、遺跡を守るために草刈りをするところはきれいになっていると思うのですが、その区域と同じように全て目につくところは、観光用にきれいにしろというわけではないですけども、手を入れていくところだと思うのですが。

もう一つ、トンネルを出て下ると道遊線へ行くところに、信号機がありますよね。あの前に自動車屋さんがありまして、電光掲示板っていうのですか、あれが非常に信号もあって止まるせいもありますけども、あの電光掲示板は何も差し障らないのですか、許可OKですか。ちょっと気になる存在なのですけども。

事務局

島内の主要道路あるいは観光道路等の草の問題について、道路管理者・県・市もそうですが、いわゆる交通に支障のない草刈り等については、予算の範囲以内ということになりますが、おもてなしの観点からの草刈りが十分できているかというと議会等からもご指摘を受けているのですが、どうしても十分な処理ができないのが現状であります。私どもの方でも観光施設に繋がるアクセス道路、それから世界遺産的なことも考えながら、一年の中でどれだけのことをこの道路についてはやらなければいけない、おもてなしの観点からのそういったのをどうしようかということで大変遅くなって恐縮ですが、今そこら辺のことを管理係の方にマップに落として、この後県と協議しながらできるだけ快適な交通、お客様が気分を害さない様な程度のことができればと考えています。現実的にはどうしてもお金がかかるものですから、結果的には毎年きれいにできるかということになると、各企業さんの方からお手伝い願うようなことになってくるかと、今のところそういう考えで進めさせていただいておるのが現状であります。

大変申し訳ないのですが、十分な草刈りについては、ネットワークの皆さん方から、いろいろ国仲地区についてはご協力いただいておりますけども、そういう方に対しての何らかの支援をするなり、それから私ども直営がするなり、県・市が協議しながらおもてなしの予算が取れるか進めさせていただければというふうに考えております。

委員

そうですね、今なかなか難しいと思いますけど、ボランティアで私らも市役所・振興局さんで管理して下さっている窪田中原バイパスを、ネットワークで春半分くらい除草のお手伝いを。そんなことで半分仕事、普段ボランティアみたいな感じで、非常に負担が重いのですよね。ただゴミを拾ってとかでなく、1時間くらいのボランティアでできる仕事ではないとしみじみ感じましたけども、ちょっと毎年は受けてはいけないなと。

ボランティアですることに対して、行政の方で本当にやったかどうか管理するのは難しいと思いますが、佐和田は500人くらいのボランティアでネットワークがあるのですが、やっぱりお弁当代くらいなんかあればお願いできるのだけども、何もなしでお茶も持ち出しでボランティア保険も持ち出しで、皆さんに何時間も年何回もやってくれって私らはもう限度なので、地域の企業なりグループなりに日当というほどの額じゃなくても、何かそういう形でできるところはやってもらうか。管理っていうのは、難しいと思うのですけどもそういうことも。

事務局

なかなかすぐに結論ということにはならないかと思いますけど、私どもも気を付けながら確認させていただきたいと思いますし、来年度の予算要求に関しまして、反映できるよう進めさせていただきます。

当然、市の事業の中で去年一昨年あたりから市道の草刈り等については、かなり山奥は別にして、草刈りはさせていただいているのかと感じております。今後とも地元の企業さんが貢献企業というようなことで、入札に際しての優位のようなものをつけながら、協力していただけるような体制を整えていきたいと考えておりますし、市長が従来から言われております、おもてなしの気持ちを持ってということで、我々建設課にすれば交通上支障がなければと思いはあるのですが、どうしてもそういうわけにはいかない部分もありますので、注意を払いながらそういう方向に進めさせていただきたいと思っておりますので、ご協力お願いします。

会長

それではまだ何かありますか。

委員

電光掲示板の件は。

事務局

電光掲示板は許可申請が出ていまして、規格ではOKですので許可は出しております。

会長

ではいいですか。適合して通知をしておるそうです。

委員

はい、わかりました。

委員

宿根木の方は、重伝建地区に関しては基準が厳しい代わりに補助もきちんと体制が整っているのですが、上町の景観重点地区のみだけに関しても何か補助がありますか。

世界遺産推進課

それにつきましては、現在7月に入ってから相川の上町地区の住民を対象に個別に全戸家屋を対象に個別説明というかたちでやっています。その中で、今回国の重要文化的景観という文化財の制度の中で、範囲全てが対象ではないのですが、重要な地区に選んだ上町地区について、その中については国の補助対象があります。それについては、国は外観の修理・修景等について国から5割の補助が出ますが、ただそれをやるにあたっては、宿根木については個人が直せるのですが、この制度については市が事業主体になってまず事業を行ってから個人から掛かった経費の一部を負担するかたちになります。要は圃場整備とかの分担金みたいな感じの助成制度になっていまして、そういった中でうまく活用しながら、景観に配慮した施工をお願いしたいということで、説明しながら回っております。

会長

よろしいですか。

委員

空き家対策の問題について、話し合われているのですが、その地区については。

世界遺産推進課

多いですね、3割4割くらい。夏とか冬だけに帰ってくる方もいらっしゃいます。我々も今そこが一番課題でして、住んでいる方が直したいというときには我々手助けできるのですけども、空き家で維持管理できなく壊したいというと、なかなか止める手立てが少なくて、とりあえず壊さず残していただけるのであれば修理の支援をできますということで、まずはご理解いただくようお願いしております。

これは今後の展望ですけど、地域のNPOさんですとか、地域団体の方もいらっしゃるので、そういった方と連携をしながら空き家を活用した公開民家みたいにするとかいろんなこともあるかと思いますので、地元との話し合いの中で空き家対策等何かいい方法がないか、あとは国・県とか補助メニューがあればそういったものをうまく使いながらで、今はまだそこの段階です。

委員

この景観基準を住民に課すと同時に、補助金も建設課で同時に出せないのか。今の話しみたいに、国から50パーセント出てとか景観条例と一体で補助金を何か。

事務局

景観づくり助成事業ということで、今の景観の形成基準に合わないものについて、外観変更等をする場合に一部補助を出しております。

委員

今回ある程度厳しくなる地域があるわけですから、この地域だけ更に加算するとかいう話では持っていけないのか。

事務局

今のところは、そこまでの検討はされていませんが、どの程度の規模になるか、あるいはそういうとこの区域、そういうものを勘案しながらのお話になるのと私なりには思うのですが。確かに厳しくなればそれだけの負担も掛かるということで、それなりの支援が必要になるのかなと思いますが、現状の補助制度といわゆる他所の部分でのバランス的なこともありますので、そこら辺を考慮しながらの話になるのかと思います。

事務局

実際、西三川もそうでしたが個人向けと団体向けがありまして、団体で協定を作ってもらって計画をだしてもらえれば、補助金の率は大きくなるのもあります。

委員

是非、やっていただいた方が。こういうのは、やる気の問題だと思いますので。

世界遺産推進課

上町については、先ほど言ったように支援制度はあるのですが、下町についてはエリアとして重要文化的景観の重要な地区でないものですから、市の方で単独の補助等の可能性があるなら住民に対して説明もしやすい。

委員

今の話に関連して、新潟県建築士会でヘリテージマネージャーが進んでスタートしまして、県内で38名が申し込みして講座が4回目まで終わっているのですけども、私もその中に入っていますが、7班に分けて私と金子建築さんと。佐渡はいっぱいある一つだということで、何か世界遺産の方で言われたそうですけども。その物件が二つくらいある。大変貴重な古い建物があるということで、それを私どもの班は3班でやろうということになっています。それと、もしやる場合は50パーセントいただけるということですか。

世界遺産推進課

そうですね、重要文化的景観になれば設計も含めて国からの補助金の対象になるのですが、所有者負担は残りの何割か、最低半分。その辺について、県・市としても上乗せできないか検討中ですが、今のところは最低国から5割で、残りは所有者から負担していただくかたちです。

委員

県と市で多少負担してもらった方がやりやすいですね。

世界遺産推進課

ヘリテージマネージャーの制度をうまく利用していただきながら、我々だけでは歴史建造物の直し方というものが、なかなかわからないものがありますので、そういった方に入っていただいて、こういうふうに直した方がいいというアドバイスをいただきながら、そういった指導のもとで設計したものについては補助対象にします。

会長

ほかにどなたかありますか。

委員

この地区に都市計画道路が入っていますが、それの取り扱いはどういうふうにされる予定なのでしょうか。消すということなのでしょうか。

事務局

前提になると思います。今のままでこの規制を掛ける場合、計画道路はできませんから。

委員

絶対できなくなりますよね。

事務局

相川町時代に多分作った案だと思いますが、そのまま佐渡市に引き継いだわけですけども、現実的に世界遺産の登録を目指す中で計画道路自体がとても計画通りに改良できるような法線でもなかったので、白紙に戻るような方向になるかと思います。

委員

時期は29年までに。

事務局

時期は29年までにやらないと。白紙に戻さないと思っておりますけども。

委員

もう一点、私は地域整備部で道路維持管理とか地域整備部はそういう仕事をしているのですが、もしこのエリアで新規事業とか災害が起こった時に、これは前々からお願いしている案件ですが、早急に対応しなければならない場合いつも回答は相談をしてほしいということですが、それが間に合わない場合があるので、あらかじめどういう復旧方法をこの地区はしなければいけないのか、みたいなものがあると非常に我々として管理はしやすいですし対応しやすいので是非そういったものを。規制をかけて景観を守っていくというのは、非常に重要なことだと思っていますので、そういうものをお願いします。

会長

上町の方は何軒あるのですか。

世界遺産推進課

全部で200軒くらい。その内、住まわれているのが100軒くらい。

会長

また笹川と違って難しいですね。

世界遺産推進課

空き家が多くて島外在住者が多いもので、その方にどう周知して、こちらに情報をあげていただけるかというところが。

会長

お聞きしたのはほかでもないのですが、いま予算面について何かできるかもしれないけど、もう少し佐渡が世界遺産に認定されて、それからの佐渡がどうなるかということも含めて、そこに住む住民の方々の理解を深めなければいけない。そうすることによって自分たちがどうしたら良くなるかということを、未来の佐渡に向かってお話しされるのかと思いますけど、やっぱりそこのとこを重要にして。

世界遺産推進課

実際、何軒か歩きますと高齢者の独り暮らしが多くて、自分が亡くなった後にその家をどうするかという問題で、例えば制度があっても使って直す人がいなければどうしようもない。そういった高齢化対策、地域の活性化みたいなものも合わせて話が出ています。

会長

先ほどからちょっと出ていますが、電柱埋設について分かる範囲で、どんな方向に向けて。

世界遺産推進課

いつも相川の電柱の地中化というところで話が出てくる、いわゆる京町通りと呼ばれるところがあるのですが、あそこは数年前、水道と下水道を全部入れ替えまして各戸への接続管が皆入っている状態です。ちょっと今すぐそれをやるのは技術的に難しいというのが一点と、地中化ではなく各家の壁沿いに這わせるやり方があると聞いていたのですが、ただ歯抜け状態に空き家がいっぱいあるものですから、その一定間隔で機械を設置しなければいけないのだそうです。そういったことで、京町通り全体を今すぐやるのは困難かなということがありまして。ただそうは言いつつも、時鐘楼の周りは結構お客さんなんかも足を止めて皆さん写真を撮るのですが、いつも時鐘楼よりも先に行って電線やら計器類やらが目立ってしまうということで、ある程度ポイントを決めてそこから何とかできないかと。これもまだ具体的に話は始まっているわけではなく、そういう方向で検討できるかなという方に話が向き始めたという状態です。

会長

景観審議会の会議ですけども、やっぱり非常に電線電柱が気になる、特に平らなとこですと電柱はかなり上になって見えるのですが、あそこは坂でして目の前に電線が見える位置が出てくるのですね。これは電柱が埋設化されるということよりも、もっと急がなきゃならない問題。そこへ加えて道が狭いですね。

委員

ちょっといいですか。地下埋設は理想だけども維持管理が大変だと思うし、現状では先ほどの説明でなかなか難しいと思うのですけど。現状はわからないですけども、建物の裏側、両サイドに建物ありますよね。裏側でそういったものをやるっていうのは、できないのでしょうか。現状がわからなくて申し訳ないですけど。今の話ですと、表の道路にどうのこうのという話ですけど、裏側であればまた違ったことができるのではないかと思いますが、その辺いかがでしょう。

世界遺産推進課

地中化の前に実は検討したそうなのですが、地中化するにはかなりお金がかかるものですから裏に回せないかと、それは最初に確か検討したと聞いているのですが、あそこは地形的に急に下がっていたりしていて。それで電柱を建てて線を這わせるほかに、倒れないようにワイヤーで引っ張らなければならない。

委員

支線をね。

世界遺産推進課

その支線がとれないということで、それでその話は止めたというふうに聞いています。一応一通りのことは考えてやったのですが、どうもうまくなくて。

委員

確かにね、地下埋設は理想ですよ。ちょっと、あそこじゃ無理かなと思いますね。

会長

何メートルおきにボックスを埋めて、それでその補修をするというのもあるのだそうです。ですから、今の工法ではいろいろあるのではないかなと思います。

委員

私も東京に居たときに、早稲田通りの建物を建てたときに地下埋設しようと住民が言い出しましてね。だいぶ予算的なものとか何かでできなかったですけど。ただ、地下埋設は難しいと思いますよ。今言ったみたいにボックスみたいにしてね、やればいいんでしょうけど。

委員

この条例で行政の努力義務っていうものは、入れられるものですか。何を言いたいかというと、例えば相川病院、ちょうどこのど真ん中にありまして、あれの外観なんかを改修の時もうちょっと考えようとか。あと金山に向かう途中のガードレールも、木製が一区間ありましたよね。あれを残りの全区間でやるとか。行政も既存の建物に対して改修等については、一定の努力義務を課すとかそういった文言を入れたうえで、それを前面に議会で予算を取るとか。そういったのは、条例ではそぐわないものしょうか。

事務局

公共施設等については、当然努力義務というよりは計画が上がった段階で、そういうふうな方向性に持っていくというのが当然のことだと思っております。ガードレールの件につきましても、何年か前にやった後、それ以降は更新はなされてないですよね。

委員

してないですね。

事務局

多分やりますかということでやったのですが、安全性の問題とそれで一回やっただけで更新はされていないということで。色については、変えるようにしてガードレールを設置するということは佐渡市でもやっています。県からの指定で観光地については、ガードレールの色を指定されているのもあります。それを利用しているのですが、今のところ以前設置したガードレールの前面に木を張り付けることについては、そのあと県もやってないですし市もやってなかったのですが、先ほど公共施設の外壁とかこの後の建て替えに関して努力義務ではなくて、これは義務的なものであると私は認識しています。皆様方からご指摘をいただく前に市として当然やることで、世界遺産推進課なり建築基準の中でそういうものは考えていくべきであると、特にそこはうたう必要がないのかなと。公共施設については、そういうふうに認識をしております。

委員

現状のものをもう少し考えていただいて、特に県の職員住宅は撤去してもらって。あれを早めに何とかご協力をいただけないかと。

事務局

話は変わりますが、海岸の消波ブロックをやるときに、春日崎から眺めたときに相川高校の白い建物が目立って、先生達から指摘を受けました。ああいったものについては、このあと建て替えになったときに、遠くから眺めて自然的な感じが受けられるような配慮も必要なのかなと。

委員

新築とか改築とか待たずにやるっていうのが、市民に対して意気込みを持って下さいよと逆に行政側の姿勢が見える、行政側が既存の建物をいじる気がないのに市民にやれというのはちょっとどうかと。逆に市とか県では、既存の建物さえも手を入れましたよ、そういった姿勢が欲しいような気がしますよね。そうしないと、全然動かないような気がしますけども。県とか市が頑張っていただく姿勢を見せていただければ、ありがたいなと思います。

事務局

庁内でも推進本部の会議がありますので、今日、世界遺産推進課の担当も来ていますけど、私の方でも会議の中で景観審議会でそういうご意見があったということで、当然予算的なこともありますけども、年次的に外壁の塗り替え等前倒しでやって、国・県の補助事業を使いながらできる可能性があるものから進めて欲しいと言うことを伝えていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

委員

私の方も持ち帰りますので、報告したいと思います。

会長

是非、お願いします。

委員

宿根木では確かに条例があって、建物を直すとか何かのときには届出しなさいよ、あの小さい集落の中でさえも勝手にやる、もう出すのがあれだから勝手に壊しちゃう、ということも出てきますので、市の景観条例がありますからそれよりもあんまり厳しくすると、守るのも守っていけないのかなと。

皆がこうして何のために、この町並みを直していくのか保存していくのかをある程度理解をしながら、あまり大きな規制ではなくて、色はこのぐらいの色に高さはこのぐらいにしましょうと、あんまり厳しくないよ、というのを理解しながらいかないと、なかなかうまくいかないのかなと。かといって、緩いと勝手にやられても困るし、そのあたりは難しいとは思いますけど。

会長

だいぶ時間も経過しておりますが、何かありますか。

委員

景観についてこの相川のことだけでなく、沢根の海岸道路ができて先々週くらいに通れるようになったのですが、海が見えないのですよね、部分的に。えっとか思った部分があるのですが、あれは仕方がない、ここで聞いてもおかしくないですか。見えるところもあるけど窪田の辺りが。

委員

基本的には、波返しの護岸の高さを決めて、波がどれくらい来るかと計算してやっているので海が見えないのは。

委員

仕方がないのですかね。

委員

川を越えるところは、川を一気に越えないと水が流れないので、それは高さが上がって一瞬見えて、そのまま道路を上げればいいのですけど、上げるとお金の方が掛かってしまうので。それはちょっと申し訳ないのですが、なかなか景観をメインにというのは。

委員

窪田辺りもそうですけど、海の見えるところに植栽をするのかどうかわからないけど大きなコンクリートがあって、それに多分また緑を植えるのかしら。そうなると、また余計に見えなくなる。窪田辺りは見えるところも、なまじ植えておくと今は汚くなってしまいますよね。ところどころに緑を植えるようになっていても、最初の頃はきれいだったけども、どんどん統一感がなくなって雑草だらけのところもあれば。最近すごく気になっていて、これは何かしていかないと海岸通りがせっかくできたのに。幸い沢根はないですね。だからもう、窪田で懲りて作らないのかなと。

事務局

あれはですね、一つは海岸の砂の飛砂対策も兼ねているのです。それで、県も当時の佐和田町の時で都市計画道路の計画をするときに、住民のご意見等を伺いながら、ああいったものを設置するとか、いわゆる護岸の波返しの高さとかブロックについてもそういうものは説明して、結果的に道路をつくるときにこういうことになりますよと。平成14・5年、16年くらいからお話は住民の方に説明してこういう計画になりますと。それと先ほども言った大きい5メートル位ありますかね花壇のボックス、それは多分当時の住民からの要望でああいったものを設置したと思います。県・市でどうしても必要かといったら必ずしも必要ではないので、ああいうものを設置したということは、住民からのご意見ご要望を聞きながら、そういう花壇とか花とか緑を大切に見えるようにしてほしいと要望があったのかなと、これは推察であって申し訳ないのですが。市でも県から整備していただいた中で、一度にやる予算が厳しいものですから年次的にちょっとずつ花壇の整備を、当然ネットワークの人たちにご協力いただくことになってしまうのですけども、そういう調整をさせていただきながら、進めさせていただきたいと思っております。

波によって高い直壁的な護岸と緩やかな海が見えるグラウンドあたりのそういう護岸というのはあるのですけども、そういう計画で道路の改良を進めさせていただいた経緯がございますので、改良していただいた後、海が見えるようにというのは厳しいと思います。

ただ一つは海とは全く別の中で、真ん中の道路、沢根区間は市が管理することになりますので、そこの辺りの環境整備等については、皆様のご要望をいただきながらちょっとずつでも快適な道路空間をということで考えさせていただければと思っております。

委員

ちょっといいですか。その住民説明会というものは確か10年くらい前にありましたよね。

事務局

もっと前だと思います。平成16年くらい前から着手しているので。

委員

その時に住民説明会をしたから以降もう10年15年しなくても、もう作っちゃうというのはおかしいと思いますが。

事務局

それはそうです。ただ、工事を進める段階で地域の皆さん方にはそれなりに説明をしております。

委員

なかったって言っていますよ、今回は。あれが津波の防止にはならないわけですよね。今言ったように、飛砂防止にはなるのでしょうけども。

事務局

私も分からないのですけども、なんで作ったのか。申し訳ないですけど。たくさん作ったな、どうやって管理するのかと思ったけど、さっき言ったように、たぶん地元の要望に基づいてやったとしか考えられないのですよ。

委員

15年くらい前には、地元の要望が多少全部コンクリートではなくても、そういうものがあった方がいいという要望が出たのかもしれませんが、イメージパースみたいなもので住民に説明があった方が。

委員

今の話は、窪田海岸の前の新しく去年工事した部分の海岸事業で、フラワーボックスみたいにでかいのがあるのですよね。それの話と沢根バイパスというのがあって、先週窪田沢根線という都市計画道路で沢根バイパスという名前でこの前開通した道路で事業をやっていますので、それが平成15・6年ごろに都市計画の延伸をしたのです。その話が10年前というふうに思っていますし、窪田の海岸の工事については、昨年から工事を始めて今続けてやっているのですが、住民には工事説明会というのは必ずやっていますので、入る前にそれがなかったっていうのは、ちょっと考えられないのですが。

委員

私も窪田辺りの人に聞いても、全然知らない、裏の上町か下町の地域の方には言ったのかも知れませんが。

委員

そうだと思います。近隣の方を集めて規制がかかるので、そういう説明会はしますし、花壇のボックスについても、ずっとやってきているわけです。そこについては、地元の方とあと佐渡市さんで協力してもらって、木を植えていただくという約束があるからあれを作っていくというふうに。

委員

佐和田でもわからない。

事務局

当時のOBの方達、センター長に聞いてもわからないというのですよ。来た時の書類を見ても、旧佐和田町からの引き継ぎの書類を見てもああいうものを要望したというものは出ていない。なんともいえない。大変申し訳ないのですが。ただ、県が進んでそういうものを設置するということはまず考えられない。市なり地元からの要望に基づかないとやらないと思うのです。

会長

それでは、いろいろとご審議をいただきましたが、(1)、(2)の議事については、これで終了させていただきます。

その他

屋外広告物条例制定について経過説明。

閉会(11時45分)

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