2020年9月策定(計画年度:令和2年度〜令和6年度)
概要
策定・改定の趣旨
佐渡市では、人口減少問題を克服するため「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を平成27年度に策定し、市の最上位計画である「将来ビジョン」を平成28年度に見直しました。これらをふまえ、平成27年度に「教育大綱」を、平成29年度に「教育振興基本計画」を策定しました。
この間、「教育に関する事務の管理及び執行の点検及び評価」の中で目標値を達成したものもあり、おおむね順調に推移しています。一方で、急速に変化し予測困難な社会において、子どもたちが自立的に生き、社会の形成に参画するために求められる資質・能力をよりいっそう確実に育成する取組が急務となっています。これらの動きをふまえながら、教育大綱と教育振興基本計画を一体的に改定しました。
計画の位置付け
本大綱・計画は、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律第1条の3第1項」と「教育基本法第17条第2項」に基づき、地方公共団体とその長が策定する教育振興施策に関する基本的な方針として位置付けられるものです。
また、本市がめざす教育の理念や方向性を明らかにするとともに、その実現に向けた教育施策を総合的・計画的に推進するための指針となります。
なお、今後策定される新たな本市の最上位計画をふまえ、必要に応じて見直します。
計画期間
令和2年度〜令和6年度
教育大綱
基本理念
明日の佐渡を創る人、世界と共に生きる人の育成
一人一人の自己実現を目指した教育の推進
基本方針
- 佐渡を知り、愛し、誇りとし、社会的自立を目指す人づくりの推進
- 生涯学び活躍できる環境づくりの推進
- 家庭・地域の教育力の充実
基本目標
- 学ぶ意欲を高め確かな学力等を育成する教育の推進
- 郷土愛を軸にしたキャリア教育の推進
- 安全・安心な学校づくり
- 高等教育・研究機関等との連携の強化
- 一人一人が学び続ける学習環境づくり
- 家庭・地域の教育力の充実
教育振興基本計画
6つの基本目標を達成するための18の施策
- 学ぶ意欲を高め確かな学力等を育成する教育の推進
- 施策1 学ぶ意欲を高め確かな学力を育成する教育
- 施策2 豊かな心、倫理観、規範意識をはぐくむ道徳教育
- 施策3 健康でたくましい心身をはぐくむ教育
- 施策4 一人一人の教育的ニーズに応える特別支援教育
- 施策5 人間性や社会性の基礎を身に付ける幼児教育
- 郷土愛を軸にしたキャリア教育の推進
- 施策6 佐渡を知り、愛し、誇りとするキャリア教育
- 施策7 世界と共生する人材を育成する教育
- 安全・安心な学校づくり
- 施策8 安全な学校環境づくり
- 施策9 安心して学べる学校づくり
- 高等教育・研究機関等との連携の強化
- 施策10 大学や研究機関を活用した教育
- 施策11 大学・大学生等との交流
- 一人一人が学び続ける学習環境づくり
- 施策12 公民館の利用促進
- 施策13 スポーツの推進
- 施策14 佐渡の人づくりを支える、地域の学びの拠点としての図書館運営
- 施策15 佐渡が誇る資産を活用した学習の推進
- 施策16 文化・芸術の振興
- 家庭・地域の教育力の充実
- 施策17 家庭や地域の教育力向上のための取組
- 施策18 虐待や貧困から子どもを守るための関係機関との連携強化
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