本文
市民の健康を守り心の支えとなる診療所をめざします
1953年、佐渡鉱山の事業縮小により、相川町が三菱金属鉱業佐渡鉱山付属病院の移管を受け、町立相川病院としてスタートしました。当時は、一般24床・結核16床・計40床で、内科・外科・小児科の3診療科でした。1985年、全面改築により一般80床となりましたが、医師・看護師の確保が困難なことから1996年に療養型へ転換しました。2022年4月1日から医療療養型19床の有床診療所となりました。
年月 | 内訳 | 合計 | 備考 |
---|---|---|---|
1953年3月 | 一般28、結核24 | 40 | |
1957年7月 | 一般40、結核20 | 60 | |
1957年9月 | 一般46、結核40 | 86 | 病棟を増設 |
1960年4月 | 一般65、結核37 | 102 | 外来棟を新設 |
1971年9月 | 一般65、結核30 | 95 | |
1985年6月 | 一般80 | 80 | 全面改築 |
1996年6月 | 医療療養64 | 64 | |
2000年4月 | 医療療養35、介護25 | 60 | |
2005年4月 | 医療療養33、介護25 | 58 | |
2009年4月 | 医療療養33、介護19 | 52 | |
2010年4月 | 医療療養52 | 52 | |
2022年4月 | 医療療養19 | 19 | 有床診療所 |
相川地区は、岩谷口から二見まで約50kmに及ぶ長い海岸線に沿って集落が点在し、佐渡で最も高齢化が進んだ過疎地域の一つです。
この相川地区の医療機関は、当院と民間の高千診療所だけであり、佐渡の端に位置する相川地区の市民にとっては国仲地区にある佐渡総合病院で診察を受けるのは行き帰りの交通の便を考えると1日がかりとなり大きな負担になります。また、相川地区の2特養(定員107名)の協力医療機関としての役割を担っています。
このように、相川診療所の存在は地域住民が健康で安心して暮らせるライフラインの一つになっています。
職種 | 職員数 |
---|---|
医師 | 1名 |
薬剤師 | 1名 |
看護師 | 11名 |
准看護師 | 3名 |
看護助手 | 5名 |
臨床検査技師 | 2名 |
放射線技師 | 2名 |
管理栄養士 | 1名 |
事務 | 3名 |
計 | 29名 |