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令和6年度 課題解決型職場体験(1)

4 質の高い教育をみんなに17 パートナーシップで目標を達成しよう
記事ID:0064507 更新日:2024年9月30日更新 印刷ページ表示

 

課題解決型職場体験に取り組み始めました!

 今年度は、104の事業所の協力のもと、市内全中学校(実施学年在籍生徒がいない学校を除く)、佐渡中等教育学校、羽茂高等学校で課題解決型職場体験の取組が始まりました。

 課題解決型職場体験は探究的な学びを重視しています。日々の業務に忙しい中、課題解決型職場体験の趣旨をご理解いただき、ご支援、ご協力いただいている受け入れ事業所の皆さまに感謝申し上げます。

 

キャリア教育研修会(学校担当者研修会)

 4月19日(金)、総合教育センターを会場に「キャリア教育研修会(学校担当者研修会)」を開催しました。文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官 齋藤博伸様をお招きして、キャリア教育における探究的な学びについて学ぶとともに、令和6年度の課題解決型職場体験の取組について理解を深めました。

 

探究的な学習でキャリア教育の充実を図る ~総合的な学習の時間を中核にした教育課程~

キャリア教育研修会 

 文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官 国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官 齋藤博伸様から、具体的な実践例をもとに、探究的な学習過程につなげるための大切なポイントについてご講演いただきました。

 

キャリア教育研修会02

 その後のグループ対話では、「課題解決型職場体験を終えた時に、生徒にどんな力がついてほしいか。」「事前事後学習をどのように進めたらよいか。」について話し合いました。

 

《参加者の感想より》

・中学校での取組でしたが、事前に必要な知識を小学校で探究することで身に付けられればよいかなと思いました。評価と目指す姿と学校と地域のかかわりを今後も考え続けたいです。たくさんの気付きがありました。(小学校 参加者)

・総合的な学習の時間における成長は、自分が選び、実行し、ふり返るということが大切であり、その事前指導で、探究する上で知っていることを学んでいく必要があると思った。佐渡市の課題解決型職場体験はとても魅力的なものだと思った。

・課題解決型職場体験の進め方、また、生徒に身に付けさせたい資質、ミッションによる身に付く資質の視点でふり返り、生徒にとって学びの多くなる活動にしていきたいと感じた。

・職場のミッションにしばられず生徒の興味を喚起し、生徒の疑問や問いや願いを柔軟に取り入れ、それを元に単元を進めていきたいと思った。

 

学校・事業所合同研修会

 今年度8年目を迎えた佐渡市の課題解決型職場体験。この活動の充実に向け、6月6日(木)アミューズメント佐渡を会場に、学校と事業所の合同研修会を開催しました。今年度は島内104の事業所から協力いただいており、研修会には73の事業所の方からお集まりいただきました。

 

学校・事業所合同研修会02学校・事業所合同研修会

 この研修会の目的は大きく2つあります。

 1つめは課題解決型職場体験についての理解です。課題解決型職場体験の意義や進め方について、学校教育課・みらいずworksより説明した後、両津中学校 小黒淳一先生から探究的な視点を取り入れた課題解決型職場体験の実践発表をしていただきました。

 

学校・事業所合同研修会01学校・事業所合同研修会02

 2つめは各事業所におけるミッション(中学生に解決策を提案してほしい課題)を考えることです。各校受け入れ事業所ごとに分かれて、「KSTを通じて、生徒に伝えたいことや考えてほしいこと」をグループ対話で話し合った後、会社・業界の魅力、課題などを出し合い、ミッションについて検討しました。