平成24年6月策定(計画期間:2012年度〜2100年度)
概要
佐渡がめざすべき生物多様性の保全・利用の将来像を明確化し、将来像の実現に向けた具体的な施策を定めるとともに、施策実行の各主体の役割を定義し、戦略の推進体制を構築します。
戦略の期間
目標期間を90年間(2100年目標)に設定します。一世代を30年と考えると、90年は三世代分に相当します。つまり本戦略の運用は、いま佐渡で生活している人に加え、生まれつつある子供たちとその孫の代に至るまでの約束を意味します。
基本理念
生物多様性が育む佐渡の豊かな自然と暮らしを保全・再生する
キャッチコピー
佐渡でふれあういのちのつながり:人とトキが暮らす島を孫の世代へ
基本目標と、施策の展開方向
基本目標1:佐渡を知る
佐渡の生物多様性豊かな環境を市民一人ひとりが理解する
施策の展開方向
- 生物多様性に対する市民理解の促進
- 組織・団体間のネットワークの構築
- 企業CSR活動の参画促進
- 大学等との連携による人材育成の促進
基本目標2:佐渡を守る
生物多様性の損失を食い止め佐渡本来の生態系を回復する
施策の展開方向
- 在来種の保全・保護
- 生態系に悪影響を及ぼす生物への対応強化
- 多様な生物が生息・生育できる環境の保全・再生
基本目標3:佐渡を使う
生物多様性の恵みを持続的に享受する地域社会を構築する
施策の展開方向
- 環境と経済が好循環する産業の育成
- 佐渡環境ブランド化の促進
- GIAHSアクションプランの促進
- 地産地消の促進
- 佐渡ツーリズムの促進
- 環境の負荷の少ない循環型社会づくりの促進
PDFダウンロード
ダウンロードの際には、データサイズにご注意ください。
生物多様性佐渡戦略
概要版
目次(全章)
上記PDFファイルをダウンロードされる際の参考にしてください。
- 第1章:戦略の目的と位置づけ
- 生物多様性とは
- 生物多様性の重要性
- 生物多様性の危機
- 生物多様性保全の国内外の動き
- 生物多様性保全の佐渡市の動き
- 戦略策定の目的と位置づけ
- 第2章:佐渡における生物多様性の現状と課題
- 自然環境の概要
- 社会環境の概要
- 自然環境の現状と課題
- 社会環境の現状と課題
- 地域別の生物多様性の現状と課題
- 第3章:生物多様性戦略の目標と施策
- 基本理念と目標
- 基本目標の実現に向けた施策の展開方向
- 生物多様性戦略に関わる数値目標
- 生物多様性戦略に基づく佐渡の将来イメージ
- 第4章:生物多様性戦略の重点施策
- 地域別の生物多様性戦略の重点施策
- 生物多様性戦略の推進体制の構築
- 参考資料
<外部リンク>
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