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世界規模での気温上昇により、熱中症や激しい暴風雨、水不足による食料危機など、様々な問題が
世界各地で発生しています。
そのため多くの国が、この気温上昇の大きな原因とされる温室効果ガスの排出を減らす「脱炭素化」
に向けた取り組みをはじめています。
日本は2020年10月に、2050年までにカーボンニュートラルの実現をめざすことを宣言しました。
その実現目標として、2030年に温室効果ガスについて、2013年度比で46%削減することを表明して
います。
佐渡市は2020年2月に粟島浦村と、2050年までにCO2の排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンア
イランド」の実現を目指すことを共同宣言しました。
また、2022年4月には環境省の第1回脱炭素先行地域に選ばれました。
脱炭素先行地域とは、2050年カーボンニュートラルに向けて、地域特性に応じて脱炭素地域づくりを
実践する地域で、佐渡市は公共施設への再生可能エネルギー導入を中心とした計画を、国の支援を受け
ながら進めています。