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豊かな環境や防災対策を考えるうえで、エネルギーの見直しはとても重要なことです。電力を多く使う市役所や学校などの公共施設を中心に、再生可能エネルギー設備や電気を貯める蓄電池を設置していき、
をめざして脱炭素化を進めています。
また、この脱炭素に向けての取組は、
をつくり、島の魅力アップにもつながります。
市民の皆さまにも、脱炭素の取組への理解を深めていただき、トキと共に暮らす自然豊かな佐渡を守りながら、災害時に安心して暮らせる島の実現をめざしましょう!
佐渡は離島で本土から離れているため、本土の電力系統と連携がされていません。そのため、大雪や地震などの災害による停電が発生した場合、復旧まで時間がかかる恐れがあります。
島内各地の防災拠点となる支所や消防署などの公共施設や、主要観光施設などに再生可能エネルギー設備を導入することで、地産地消エネルギーを活用し、災害などの非常時に電源を確保します。
また、公用車を電気自動車化し、島内各地の拠点から電気自動車を派遣することで、避難所などに給電し、照明や冷暖房機器、携帯の充電などに活用します。
災害時に非常用電源として活用できる、太陽光パネルや蓄電池、V2H充電設備は一般家庭や事業所等にも設置することができます。また、車を電気自動車にする方も増えてきています。
島内全体に普及し、急な停電や多発する災害へ備えることは、いざという時に私たちの生活を守ることにつながります。