ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

エネルギー問題について考えよう

7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに13 気候変動に具体的な対策を
記事ID:0049777 更新日:2024年3月28日更新 印刷ページ表示

化石燃料はいつか無くなる資源

 エネルギーをつくるための石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料は、いつか無くなる資源です。

日本のエネルギー供給は、この化石燃料である石油・石炭・天然ガスであるLNGに頼っています。

(LNG:液化天然ガス。天然ガスを−162℃まで冷却し液化したもの)

 

 日本の一次エネルギー供給構成

 

エネルギー自給率

 資源が少ない日本は、エネルギー供給の8割以上を占める、石油や石炭、天然ガスであるLNGなどの

化石燃料のほとんどを海外からの輸入に頼っています。日本のエネルギー自給率は13.4%(2021年)

と低い水準です。エネルギーを安定して供給していくためには、太陽光や水力などの自然から得られる

エネルギーを増やすなど、エネルギー自給率を上げるための改善が必要です。

 

温室効果ガスの発生による温暖化

 化石燃料を燃やすと、地球温暖化の原因とされる温室効果ガスが発生します。エネルギーの問題を

解決しない限り、温暖化はどんどん進んでしまいます。

 新潟県でも温暖化の影響をうけ、年平均気温が上昇しており、新潟市では1890年頃と2020年を比べ

ると約1.5℃、私たちの住む佐渡市でも1910年頃と2020年を比べると約1℃上昇しています。

 

新潟市、相川の年平均気温

 

 新潟県の気温上昇の予測について、現状を上回る気象変動の対策をとらなかった場合、今世紀末には

新潟県の平均気温が約5℃上昇すると予測されています。

 

     新潟県気温上昇

 

 この地球温暖化は、大雨や大雪等の異常気象による災害面のほか、米や果樹等の農林水産物の育成な

ど、私たちの生活にも大きく影響し、経済面や社会面など、様々なところに被害が出るものとされてい

ます。次世代に佐渡の豊かな環境を残すためにも、温室効果ガスを削減する脱炭素地域づくりが必要な

のです。

 

 

 

街並み