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来場者数
7月7日金曜日 333人 7月8日土曜日 73人 計 406人
「人が人間らしく幸せに生きていくために、日本国憲法によって国民一人一人に保障されている権利」それが人権です。
北朝鮮の工作員によって、他国の人を拉致するという事件が1970~1980年代に多発しました。説明のつかない行方不明事案が多数報告され、政府認定者以外にも拉致された可能性を排除できない特定失踪者として800人余りの顔写真を公開しました。
らい菌は感染力が弱く、うつりにくく発病もしにくいですが、世間では恐ろしい伝染病と誤解され、本人はもちろんその家族も強い偏見や差別を受けてきました。
症状で苦しんでいる人々は「たたり」や「伝染病」と誤解されたり、「お金(公害補償金)目当て」、「ニセ患者」などと言われ、差別や偏見をもたれました。皆さんが新潟水俣病を正しく理解し、周りの人たちにも伝えていくことが大切です。
「全国中学生人権作文コンテスト」は、毎年佐渡市内の中学生からたくさんの作品の応募があります。
法務局、人権擁護委員協議会、佐渡市が連携して、人権の啓発活動に取り組んでいます。
私たち一人一人が障がいについて理解し、地域の中で障がいのある人もない人も一緒になって支え合うしくみが求められます。
女性の社会進出が進みましたが、「家事や育児は女性の役割」という意識がまだまだ残っています。また、女性へのセクシュアルハラスメントやドメスティック・バイオレンスなど、女性の人権が傷つけられる様々な問題が起こっています。
佐渡市では、こども自身がいのちの大切さを学び、自他を大切にする心を育む「いのちの授業」など様々なこども施策を進めていきます。
重要な意思決定の場への女性の参画を進めながら、あらゆる立場の人が社会に参画できる社会づくりが必要です。
多様な性を尊重し、認め合う社会を叶えるために、まずは「性をつくりだす4つの要素」について、また、性の多様性を表すLGBTQなどについて知ることが大切です。
家庭や養介護施設での高齢者虐待により、高齢者の人権が侵されるような事案があります。高齢者と若い人たちがお互いに理解し、尊重し合える社会をつくっていくことが大切です。
「本人通知制度」は、住民票や戸籍などが本人以外の代理人や第三者に交付した場合に、本人に交付したことをお知らせする制度です。ぜひ「本人通知制度」の登録をお願いします。
現在もなお部落差別が存在することを国が認め、それをなくすために国・都道府県・市町村が責任を負うと定めています。
日本とは異なる文化を認めずに、日本の文化を強制することがあっては、外国人の人権が大切にされているとはいえません。互いの文化を認め合い、尊重し、助け合いながら共に生きていく社会を築いていきましょう。
佐渡の被差別部落のこどもたちは、入学年齢に達しても公立の小学校へ入学できませんでした。そこで1900年に相川町に明治学校を、翌年に佐和田町のお寺の中に興仁学舎をつくり、被差別部落のこどもたちを教育しました。
水彩画を見ながら、文章を読んでください。冬の海に素手・素足で入って砂や砂利、石をとるという厳しい生活があります。また、Aさんは生活のためにいろいろな仕事をしますが、仕事場で様々な差別を受けています。
作物が実らない状態を自然がケガレた状態ととらえて、春駒は神の使いとして歌い踊りながら一軒一軒の家々を回ること(門付け)によって、ケガレを取り除いてくれます。春駒は被差別部落の人々が受け継いできました。
春駒は2人か3人1組で相川から出発し、佐渡全島を回って門付けしていました。日帰りで相川に戻ってこれないほど遠い地域に出かけるときは、普通の民家にただで泊めてもらいました。それが春駒宿です。
1963年5月に埼玉県狭山市で、女子高校生を誘拐し身代金を要求し殺害するという痛ましい事件が起きました。一刻も早く犯人を挙げたい警察は、「こんなむごい殺し方をするのは被差別部落の人間しかいない」という差別と偏見を持って、近くに住む石川一雄さんを別件逮捕し、1か月に及ぶ厳しい取り調べによりウソの自白を強制し、犯人にしました。
市内各小中高等学校では、人権・同和教育に積極的に取り組んでいます。いじめは命を奪う差別行為であることを常に意識し、いじめ防止に向けた取組を行っています。
今年度は新穂・畑野地区小学生のキャラクター展示をおこないました。
「自分らしく生きるために ~「性」のありかたはグラデーション~」と題し、LGBTQここラテにいがた代表 井浦 綾香 様をお招きしました。
性は多様性という考え方やパートナーシップ宣誓第1号としてのご自身の体験談など、誰もが生きやすい世界になるように、という思いをご講演いただきました。
参加者からは「とても勉強になった」「性の多様性を認める社会であってほしいと思う」「支援者、理解者が増えるとよい」など、たくさんのご意見をいただきました。