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平成24年度の建設工事等入札制度改正
平成24年4月1日付け入札制度改正について
平成24年4月1日付け入札制度改正について(平成24年3月15日掲載)
佐渡市では、入札の適正化(適正価格での競争性向上)と地域の優良企業育成を、より一層促進するために、平成24年4月1日、以下に示す「主な改正1〜5」について、入札制度の改正を行います。
- <主な改正 1> 建設工事並びに建設コンサルタント等業務委託の競争入札を電子入札とします。
- <主な改正 2> 建設工事係る最低制限価格を引き上げます。
- <主な改正 3> 建設コンサルタント等業務委託に係る最低制限価格を設定します。
- <主な改正 4> 工事成績評定実施要綱を改定します。
- <主な改正 5> 優良工事表彰要綱を新たに制定します。
<主な改正 1> 建設工事並びに建設コンサルタント等業務委託の競争入札を電子入札とします。
(1) 平成24年4月1日以降に佐渡市が公告または指名する、建設工事、建設コンサルタント等業務委託の競争入札を電子入札システムによって入札執行します。
(2) 電子入札における手続きの日時等は、個別公告または指名通知書に明記されますが、次の例を参考にしてください。
例:設計価格が1,000万円〜5,000万円の土木一式工事の場合
- 月1日(木曜日) 公告。入札参加申込受付開始。質疑の受付開始。
- 月7日(水曜日) 入札参加申込締切(午後4時)
- 月8日(木曜日) 入札参加資格確認書発行(午前中)
- 月13日(火曜日) 質疑受付締切(正午)
- 月14日(水曜日) 質疑への回答(午後)
- 月16日(金曜日) 入札書受付開始(午前9時)
- 月20日(火曜日) 入札書受付締切(午後3時)
- 月21日(水曜日) 落札者決定通知発行(午前9時)。入札結果公表(午前10時)
再入札の場合
- 月21日(水曜日) 再入札通知書発行(午前9時)。再入札書受付開始(午前10時)
- 月22日(木曜日) 再入札書受付締切(午後3時)
- 月23日(金曜日) 落札者決定通知発行(午前9時)。落札とすべき入札が無い場合は不調とする。
<主な改正 2> 建設工事に係る最低制限価格を引き上げます。
<主な改正 3> 建設コンサルタント等業務委託に係る最低制限価格を設定します。
<主な改正 4> 工事成績評定実施要綱を改定します。
佐渡市工事成績評定実施要項を以下のとおり改定し、平成24年4月1日以降に検査する工事(繰り越し工事を含む)から適用します。
(1)成績評定点についての説明請求
評定結果に疑義が生じた場合の説明請求の回答に対して、再説明を求めることが出来るように変更しました。
(2)説明請求の公表
説明請求及び再説明請求があった場合、申立者の提出した書面及び回答を行った書面を、閲覧により公表します。
(3)評価段階の細分化
より一層のきめ細やかな評価を行えるように、評価段階を細分化します。
改正点
- 検査職員の出来形及び品質の評価段階を5段階から7段階にします。
- 担当係長等の地域への貢献の評価段階を3段階から5段階にします。
(4)評点配分の見直し
より一層のきめ細やかな評価を行えるように、考査項目の配点の増減を行います。
改正点
- 「施工状況」項目で監督員の配点を増やし、担当係長等の配点を減じます。
- 「出来形及び出来ばえ」項目で監督員の配点を増やします。
(5)「高度技術」の見直し(「工事特性」に変更)
市街地での工事や、期間の長い工事、維持工事は安全の確保や各種調整等について困難であることが想定されるので、その履行が的確に行われた場合に、より積極的に評価します。
改正点
- 特異な技術といった観点から、施工困難等の工事特性への対応を評価する観点に評価対象項目の記述を見直しました。
- 「高度技術」から「工事特性」に名称変更しました。
- より広い視野からの評価とするため、評価者を監督員から工事担当係長等へ変更しました。
(6)解体工事の考査項目運用表の追加(建築工事等)
解体工事(品質、出来ばえ)について、該当項目数が少ないため特定の段階の評価に偏る傾向があったので、新たに解体工事の考査項目運用表を追加しました。
<主な改正 5> 優良工事表彰要綱を新たに制定します。
表彰の前年度に竣工した工事のうち、工事成績評定が80点以上の工事から土木工事2件、建築工事1件を表彰します。
また、選定された工事の現場代理人または主任技術者若しくは監理技術者を、優秀技術者として表彰します。