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「セイタカアワダチソウ」の拡大を防ぎましょう
「セイタカアワダチソウ」の特徴
セイタカアワダチソウは、環境省が生態系被害防止外来種リスト※に載せている植物です。8月~11月頃にかけて、高さは0.5メートルから3メートルまで成長し、秋期にはたくさんの黄色い花を咲かせます。種子を風に乗せて飛ばして増殖するほか、地下茎からでも繁殖します。また、根と茎からはアレロパシー物質と呼ばれる、他の植物の成長を妨げる成分を出すことから、絶滅危惧種を含む在来植物を駆逐してしまう恐れが大きいそうです。
※生態系被害防止外来種リスト
侵略性が高く、日本の生態系、人の生命・身体、農林水産業に被害を及ぼす又はそのおそれのある外来種を選定し、リスト化したもの。セイタカアワダチソウは、総合的に対策が必要な外来種(総合対策外来種)のうち、甚大な被害が予想されるため対策の必要性が高い外来種(重点対策外来種)に区分されている。
生態系被害防止外来種リスト<外部リンク> <外部リンク>
「セイタカアワダチソウ」 に注意しましょう
- 所有地などにセイタカアワダチソウが生えていた場合、抜取り等の駆除を行ってください。
- 花が咲いても種になる前に刈り取れば、種子飛散による他の場所への拡大を防げます。
- 生長の初期から他の植物の生長を阻害するため、芽生えの時期から駆除をする必要がありますが、年に2回以上刈り取りを行えば、生長や開花・種子飛散を抑制することができます。