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佐渡市小木町が重要伝統的建造物群保存地区に選定されました
佐渡市小木町が重要伝統的建造物群保存地区に選定されました
令和6年8月15日の官報に告示され、「佐渡市小木町伝統的建造物群保存地区」は、重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
令和6年5月17日に、国の文化審議会が重要伝統的建造物群保存地区に選定するよう文部科学大臣へ答申がされていました。
佐渡市小木町の重要伝統的建造物群保存地区の選定にかかる答申について
【写真1】円弧状の入り江に沿った町並み
【写真2】切妻造平入の町家が連続して建ち並ぶ
佐渡市小木町重要伝統的建造物群保存地区の範囲
市長コメント
平成19年から地域の方々を中心に取り組まれてきた小木地区の町並みが、この度、重要伝統的建造物群保存地区に正式に選定されましたこと、大変喜ばしく思っております。
これまで精力的に取り組まれてきた地域の皆さまに心からの敬意を表しますとともに、文化庁、新潟県、関係団体など、多くの方からご支援を賜りましたことに深く感謝申し上げます。
去る7月27日には「佐渡島の金山」が世界文化遺産に登録をされたところですが、小木町は金銀の積出港として整備されたほか、北前船の寄港地としても栄え、古くより、我が国の経済を支える物流の要衝として発展してきました。
今後は、そうした地域独自の文化や歴史を次世代に継承するため、伝統的な建造物や町並みの保全に取り組むとともに、来訪者の皆さまにも小木町の魅力を感じていただけるような活用を進めていくことで、島内外問わず末永く愛されるよう、地域の皆さまとともに取り組んでまいります。
市民の皆さま、関係団体の皆さまにおかれましては、今後ともより一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和6年8月15日
佐渡市長 渡辺 竜五