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【令和5(2023)年6月】庁舎建設工事進捗(しんちょく)状況

11 住み続けられるまちづくりを
記事ID:0052340 更新日:2023年7月28日更新 印刷ページ表示

 ※(また)更新が遅れてしまい申し訳ございません。

 

 

 

 防災拠点庁舎建設工事の進捗(しんちょく)状況をお知らせします。

 

令和5(2023)年6月

 

 

 夏と言えばラジオ体操ですよね。

 

 

 

 先日、小学生のラジオ体操に参加したところ、

 

  ・全員汗だく
  ・誰も唄を歌わない
  ・第2を踊れない子が多い
  ・なのでお手本を見せようとするも一部忘却

 

 に衝撃を受けました。(第2好きだったのに) 

 

 

 

 6:30~開始だと暑すぎる時代になったんですね。
 第2も忘れられていくのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 そんな昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 第2、覚えていますか?

 (6月記事を7月に書いている私は、罪悪感で胸いっぱいです)

 

 

 

 

 

 

 第2を思い出しながら、6月参りましょう。

 

 

 

 先月に引き続きキャノピーからレッツゴ。

 

 

  キャノピー基礎

 (キャノピー基礎 底版コンクリート打込状況 打込前)

 

 

 配筋と型枠が完了したところです。

 

 


 基礎コンクリート打込状況(打つべし)

 (キャノピー基礎 底版コンクリート打込状況)

 

 

 もうお腹いっぱいかと思いますが、初見の方向けに改めて。

 

 コンクリートは流し込むのじゃなく、打ち込むのですっ!

 

 

 ナンツッテ

 

 型枠解体完了

 (キャノピー基礎コンクリート完了)

 

 打ち込んだ型枠を外すまで一定の日数を置くことを養生と言います。

 養生期間後に型枠を外し、コンクリートに初期不良が無いか、
 ひび割れや仕上がり状態はどうかを確認します。

 

 この後、土を戻して足場を組み、

 

 キャノピー鉄骨建方

 

 鉄骨建方です。
 キャノピーの柱をベースパックと接合しました。


 7月はいよいよ屋根部分がドッキングします。

 

 

 

 

 

 内部へレッツゴ。

 

 2階吹抜部 天上ルーバー完了(2階吹抜部)​

 

 吹抜エリアの天井木製ルーバーが完了しました。
 吹抜エリアは正面玄関の横にあり、
 階段やエレベーターとの間に設けられています。

 非常に明るいので、日中は消灯で良さげ。(エコ)

 

 

 

 ペントハウスの金属屋根

 

 ペントハウス=PH階 です。

 ペントハウスは日本語では塔屋と呼ばれ、
 屋上から突き出した部分のことを言います。

 欧米では、特別仕様の高級住戸を指す場合もありますが、
 日本では屋上の小屋を指すことが多いです。
 

 ここには太陽光パネル関係の蓄電池設備と、
 音の発生するパワーコンディショナー設備を設置します。


 6月末完成状況(全景)

 

 このペントハウス、この屋根の勾配が3パターン
 (画像左、手前&奥、右)もあるため、
 躯体工事も屋根工事も苦難の連続で、多くの職人さんが
 涙したと言われています。(×職人泣かせ)

 

 苦労して施工していただきましたが、遠くからでないと
 見えません…。

 

 

 心なしか、空も曇り気味です。

 

 

 


 

 そんな流れで、クイズ突入です。(どんな)

 

 

 Q.ペントハウスは【あるものの形】をモチーフにしていますが
  それは何でしょう?

 

 

  (正解は最後)

 

 ヒント ↓↓

  北側(左側)の庁舎も段々しております。

 

 

 


 

 さて、内部の続きです。

 

 職員専用階段
 

 階段の手すり取付けです。こちらは職員専用階段。

 

 議場の壁仕上げ中

 

 議場の壁仕上げの途中経過です。完成までもう少しです。

 

 1階執務室横 天上木製ルーバー

 

 1階 執務室横の天井木製ルーバーです。
 窓の外に見えるのは非常用発電機棟です。

 

 1階待合ホール床タイル(工事中は土足厳禁)

 

 1階 待合ホール他の床のタイル貼りです。
 左奥が正面玄関、右は執務室です。

 

 渡り廊下屋上ウレタン塗膜防水

 渡り廊下屋上のウレタン塗膜防水です。
 余りに美しいので、画像大きくしてみました。

 

 議場の天井仕上げ

 議場の天井仕上げです。膜天井で施工しています。

 

 『天井が膜ってどういうこと?安いから?』

 

 いいえ違います。(特別安くもありません)

 

 東日本大震災では、本来避難場所として使用する予定だった
 施設の天井が落下し、使用出来ない又は多少危険でも
 使用せざるを得ないといった状況が発生しました。

 

 このため天井の安全対策として「特定天井及び特定天井の構造
 耐力上安全な構造方法を定める法規」が2014年4月1日から
 施行され、膜天井を採用する体育館等が増えています。

 

 新庁舎は防災拠点庁舎です。


 議場はいざという時に市民の皆様の避難所となりますから、
 地震時に天井が落ちないように膜天井を採用しています。
 (演台や机も移動させられるようになっています)

 

 なお、膜材料の質量は約600g/m2と、従来の天井材に比べて軽量で、
 万が一落下しても人々や物品に与えるダメージを最小限に
 とどめることが出来ます。
 膜なので、変形や衝突に強く揺れにくく落ちにくい。

 逆に、厚さは1mm程度と極めて薄いわりに、
 落下物を受け止める強度を持っており、
 落下どころか落下物を受け止めてくれます。

 

 膜天井の下には他と同様に木製ルーバーを施工しますが、
 このルーバーも1つ1つは軽いため外れにくく、
 落ちても怪我の可能性は少ないと言えます。
 

 

 

 北側 仮囲い撤去

 

 外構工事に着手するため、北側から仮囲いを撤去しました。
 ほぼ全部が見えるようになりました。

 

 

(写真提供:中野建設工業・遠藤建設特定共同企業体、株式会社ユアテック様 令和5年6月撮影)

 


 

 【お知らせ】

 8月より【防災拠点庁舎建設工事】と並行して、
 【現庁舎大規模改修工事】の一部が始まります。

 

 現庁舎は、新庁舎開庁(引越し)後に本格的に開始となりますが、
 外壁補修を先行する必要があるため、現庁舎に足場が組まれます。

 

 これに伴い、佐渡市掲示板(告示等)が中庭に移るなど、
 来庁される皆様への影響も発生してきます。
 (出入口は塞ぎません)


 皆様には様々な部分でご迷惑をお掛けしますが、
 ご理解ご協力をお願い致します。
 

 


 

【番外編】

 

 市役所本庁には平和の象徴である鳩がペアで数組居ついています。

 

 春の繁殖期には、♂が巣に持ってくる枝を、気に食わない♀が
 バッサバサ投げ捨てるという素敵な光景に微笑んでいたのですが、
 最近は新庁舎と現庁舎の間(渡り廊下付近)を住処にしている様子。

 風よけと日影が良いんでしょう。


 住むだけならいいんですけど、飛び出た通気口の上に乗って
 例のアレを落とすんです。

 落ちた先は庇です。ウレタン防水なので滑るし、
 作業員も常に降ってくるアレに怯えなければなりません。
 風によっては窓にも付きます。
 追い払いが重要なのですが、すでに足場はありません。

 


 ということで、今後のことも考慮して鳥よけグッズ
 (剣山みたいなツンツンしてるやつ)を通気口に設置することと
 なりました。

 

 これで勝ち確なんですが、留まる位置が現庁舎側に寄って来てる
 気がするんですよね…。

 

 

 御来庁の際は、上空からのアレに十分ご注意ください。

 

 


 

クイズの答え

 Q.ペントハウスは【あるものの形】をモチーフにしていますが
  それは何でしょう?

  ↠ 正解: 棚田

小倉千枚田(写真は小倉千枚田) 

 佐渡は日本で初めて世界農業遺産に認定されております。

 

 日陰規制のため、建物北側も段々になっているので、
 見れば見るほど棚田に見えてくるはずです。(はずです)