ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

新潟県指定 有形文化財:小比叡神社拝殿

記事ID:0004930 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

新潟県指定 有形文化財

小比叡神社拝殿(こびえじんじゃはいでん)

小比叡神社拝殿の画像

指定種別(員数) 建造物(1棟)
指定年月日 昭和48年3月29日
所在地 佐渡市小比叡
所有者または管理者 小比叡神社

小木地区小比叡の小比叡神社境内、国重要文化財の同神社本殿と鳥居の間に建立されている。建物は桁行5間(約9メートル)、梁間3間(約5.5メートル)で、寄棟造、茅葺、入口の軒下中央に山王大権現の額を掲げる。建築年代は1600年代前半と推定されている。

この拝殿は古くから地元の集会所としても利用され、戦後数年間に田遊び神事が行われ、現在も毎年2月6日に「小比叡神社田遊び神事」(市無形民俗文化財)が行われている。また、拝殿前には小木地区でただ1つの能舞台があり、かつては演能が行われていた。

なお、拝殿は昭和48年(1973)頃から建物が左側へ傾斜し、屋根に雨漏りもあったため、同53年に修理が実施された。