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新潟県指定 有形文化財:大蓮寺山門 附 棟札3枚

記事ID:0004936 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

新潟県指定 有形文化財

大蓮寺山門 附 棟札3枚(だいれんじさんもん つけたり むなふださんまい)

大蓮寺山門 附 棟札3枚の画像

指定種別(員数) 建造物(1棟)
指定年月日 平成8年3月29日
所在地 佐渡市羽茂本郷
所有者または管理者 大蓮寺

山門は1間四方(約1.8メートル)の四脚門で、屋根は切妻造、茅葺形銅板葺である。建築年代は墨書から貞享2年(1685)と考えられている。

また、この山門の棟札には修理の内容や大工の名前が記されており、その記録によると、安永7年(1778)に茅葺屋根をトチ材の板葺に葺き替え、文化9年(1812)に杉皮葺に葺き替えて修理している。さらに、天保8年(1837)と昭和10年(1935)に再び屋根の葺替えが行われ、昭和26年(1951)の修理で現在の銅板葺に改められている。

所有者の大蓮寺は、寺伝によると、応永28年(1421)に本嶽宗悟が羽茂大橋に創建したと伝える曹洞宗の寺院で、道場は16世紀頃に羽茂城内に移転した後、大永年間(1504〜1527)に現在地に移転したとある。