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新潟県指定 有形文化財:木造不動明王立像・木造矜羯羅童子立像

記事ID:0004991 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

新潟県指定 有形文化財

木造不動明王立像・木造矜羯羅童子立像(もくぞうふどうみょうおうりゅうぞう・もくぞうこんがらどうじりゅうぞう)

木造不動明王立像・木造矜羯羅童立像の画像1
不動明王立像

木造不動明王立像・木造矜羯羅童立像の画像2
矜羯羅童子立像

指定種別(員数) 彫刻(2躯)
指定年月日 昭和49年3月30日
所在地 佐渡市長谷
所有者または管理者 長谷寺

畑野地区長谷の長谷寺護摩堂に祀られている。制作年代はいずれも藤原時代と推定される。

「木造不動明王立像」は像高98.5cmのヒノキ材一木造で、両眼を開き、左手に羂索(けんさく)、右手に剣を持っている。像容は肉付き温和で、衣文(えもん)が浅く簡潔に刻まれているのが特徴である。

「木造矜羯羅童子立像」は像高60.3cmのヒノキ材一木造の小像で、不動明王の使者として制作されたものと思われる。両肩に髪を垂れ、面はやや左に傾け上を向き、体には裳を付け、腰を左にひねり、両足を開き、合掌する童形で筒契に刻まれている。姿態・表情ともに慎ましい趣であるのが特徴である。