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指定種別(員数) | 彫刻(1対) |
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指定年月日 | 平成16年3月1日 |
所在地 | 佐渡市小比叡 |
所有者または管理者 | 小比叡神社 |
阿形・吽形の両像とも一木造で細やかな技巧を用いない素朴な彫りで制作されており、塗跡も見られない。
阿形は高さ32.0cm、幅13.5cm、奥行26.2cmで、小さな耳を立て、歯を剥き出し、獅子のような表情をしており、左前足の先が欠けている。一方の吽形は高さ30.4cm、幅13.5cm、奥行26.0cmで、耳はなく、閉じた口元から牙が1本ずつ左右に出ており、右前足の先が欠けている。
この狛犬は小比叡神社の沿革と祭神の一部を立証するものであり、歴史ある神社の変遷を伝える貴重な資料である。