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佐渡市指定 有形文化財:木崎神社祭礼用具

記事ID:0005037 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

佐渡市指定 有形文化財

木崎神社祭礼用具(きさきじんじゃさいれいようぐ)

木崎神社祭礼用具の画像

指定種別(員数) 工芸品(1式)
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市小木町
所有者または管理者 木崎神社

記録によると、木崎神社では慶長15年(1610)に最初の神輿(御輿)が造営され、その後寛文12年(1672)に京都より祭礼用の新しい神輿・神輿附猿田彦面・戸拍子(銅拍子)・鳥毛の鑓(やり)2本が下付され、十人問屋より尉之面が寄進されている。

現在の神輿は三代目にあたり、安永2年(1773)に大阪の米問屋3人より寄進されたものであるが、このことは宿根木の廻船の興隆期にあたる当時において、小木と大坂米問屋の強い結びつきをよく示している。

祭礼用具は、祭礼の豪華さを競った神輿造営の歴史と神事芸能を導入した歴史を知る上で重要である。

指定された資料及び点数

神輿(1基)、鳥毛の鑓(2本)、猿田彦の面(1面)、尉之面(2面)