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佐渡市指定 有形文化財:大野日吉神社元和七年鰐口

記事ID:0005041 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

佐渡市指定 有形文化財

大野日吉神社元和七年鰐口(おおのひよしじんじゃげんなしちねんわにぐち)

大野日吉神社元和七年鰐の画像

指定種別(員数) 工芸品(1)
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市新穂瓜生屋
所有者または管理者 大野日吉神社、新穂歴史民俗資料館管理

かつて新穂大野の日吉神社にあったこの鰐口は、鼓面径33cm、肩幅6.6cm、鼓厚9.4cmで、橦座(鼓面中央)には蓮華の陽刻があり、8枚の花弁に9個の蓮子(れんし=蓮の実)があしらわれている。

また、鰐口の銘には「佐州大野村上山王鰐口 本願土屋与三右衛門 元和七暦(1621)九月吉日 本願池清左衛門 本願河井□□□□」とあり、本願(願主)の3名は新穂大野の人で、その内「池清左衛門」は日吉神社神官の林家であると推測されている。

この鰐口は工芸品としての価値に加え、江戸時代初期の新穂大野と大野日吉神社の歴史を研究する上で貴重な資料である。