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佐渡市指定 有形文化財:蓮如上人筆六字名号

記事ID:0005048 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

佐渡市指定 有形文化財

蓮如上人筆六字名号(れんにょしょうにんひつろくじみょうごう)

蓮如上人筆六字名号の画像

指定種別(員数) 書跡(1幅)
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市莚場
所有者または管理者 本龍寺

この軸は縦79cm、幅31cmで、「南無阿弥陀仏」の名号が墨書してある。筆者は本願寺中興の祖である、蓮如上人と伝わる。

本龍寺の寺伝によると、浄土真宗の僧善性は文政元年(1466)に門徒とともに佐渡を訪れ、赤泊の莚場に真言宗の道場を創設したという。その道場が現在の本龍寺の起源であり、以来同寺の門徒は仏道に励み、聖徳太子をよく信仰したと伝わる。

当時の社会情勢や、蓮如上人と本願寺門徒集団の活動を考える上で重要な意味を持つ貴重な資料である。