ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

佐渡市指定 有形文化財:佐渡奉行所関連絵図

記事ID:0005078 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

佐渡市指定 有形文化財

佐渡奉行所関連絵図(さどぶぎょうしょかんれんえず)

佐渡奉行所関連絵図の画像

指定種別(員数) 古文書(9件)
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市相川江戸沢町、他
所有者または管理者 (株)ゴールデン佐渡、ホテルめおと、ホテル吾妻、大安寺、個人蔵、佐渡市

江戸時代後期から幕末にかけて描かれた佐渡奉行所及び関連施設、風景などの絵図類である。

「奉行所絵図」は、寛政12年(1800)〜文政2年(1819)・文政2年(1819)、天保6年頃(1835)・安政6年(1859)のもので、時代ごとに寄勝場の軒数が異なり、向陣屋の有無など各時代の特色がみられる。

「相川町及び陣屋の図」は、天保6年から同13年にかけて陣屋と海浜を俯瞰して描いたもので、「居間の庭眺望乃図」は、天保14年に奉行所陣屋居間から庭を通して相川の海浜を見た俯瞰図である。

「佐渡奉行赴任絵図」は、萬延元年(1860)に佐渡奉行として赴任した岡松伊予守久微が、同行した絵師に江戸から佐渡までの道中を描かせたもので、宿場の様子や当時の相川の繁栄ぶりが見てとれる。

「相川八景」は、絵師の山尾定政が、「道遊秋月」「鹿伏夜雨」「春日崎落雁」「弾誓寺晩鐘」「富崎晴嵐」「才神暮雪」「横嶌帰帆」「下戸夕照」の相川八景を描いたもので、冒頭に文政10年(1827)と記されている。