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佐渡市指定 有形文化財:熊野神社棟札

記事ID:0005105 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

佐渡市指定 有形文化財

熊野神社棟札(くまのじんじゃむなふだ)

熊野神社棟札の画像

指定種別(員数) 歴史資料(1点)
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市羽茂大石
所有者または管理者 熊野神社

この棟札は、元亨2年(1322)に羽茂地区羽茂大石の熊野神社が建立された際に社人の藤井宗正が書き残したもので、表面には熊野比丘尼や本間一族と思われる左兵衛尉惟員・僧築後房光賢・本間六郎宣光・本間小太郎直泰・本間太郎法師丸・平左近尉平忠泰らの名前、裏面には文化6年(1809)6月に社人の藤井甚太郎が繕写、滅字点朱したとの記録が残されている。

鎌倉時代の建築を示す貴重な棟札であり、羽茂飯岡の飯岡八幡宮棟札・八幡宮棟札(市有形文化財)とともに、中世の羽茂本間氏の成立と消息を知る上で貴重である。