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佐渡市指定 有形文化財:飯岡八幡宮棟札・八幡宮棟札

記事ID:0005106 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

佐渡市指定 有形文化財

飯岡八幡宮棟札、八幡宮棟札(いいおかはちまんぐうむなふだ、はちまんぐうむなふだ)

飯岡八幡宮棟札・八幡宮棟札の画像

指定種別(員数) 歴史資料(2点)
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市羽茂飯岡
所有者または管理者 度津神社

この2枚の棟札は、羽茂飯岡の度津神社の境内社八幡宮に伝わる「飯岡八幡宮棟札」と「八幡宮棟札」である。「飯岡八幡宮」には「正和二年(1313)六月十三日」の日付、「八幡宮棟札」には「永世十六年(1519)十一月十四日」の日付がそれぞれ記されている。

所有者の度津神社は、延長5年(927)の「延喜式神明帳」にすでに記載されている古社で、式内社(しきないしゃ=朝廷が認めた官社)の筆頭神社であることから佐渡の「一の宮」と称されてきた。かつての社殿は妹背山を背にした場所にあったとされるが、文明2年(1470)の水害により、当時の八幡宮境内にあたる現在の場所に移転したと伝わる。

これらの棟札は度津神社の移転前後の建築を証する貴重な棟札であるとともに、羽茂大石の熊野神社棟札(市有形文化財)とともに羽茂本間氏を探るための史料として貴重である。