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佐渡市指定 有形文化財:木崎神社棟札

記事ID:0005110 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

佐渡市指定 有形文化財

木崎神社棟札(きさきじんじゃむなふだ)

木崎神社棟札の画像

指定種別(員数) 歴史資料(1枚)
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市小木町
所有者または管理者 木崎神社

この小木地区小木町の木崎神社棟札は、長さ97.7cm、上幅17.1cm、下幅17.4cm、厚さ1.7cmの尖頭形で、表の銘には木崎神社建立年の慶長14年(1609)の日付が記されている。

また、表の銘には佐渡代官の大久保長安の武運長久を始め、佐渡金銀山代官の大久保山城守(田辺安政)や小木代官の原土佐守らの諸願が込められており、木崎神社の建立には佐渡産出金銀の積出港として小木港が重視された歴史的背景があったことをよく示している。

木崎神社の建立には、佐渡奉行所の建立にも従事した水田与左衛門や富田助衛門を始め、播磨(兵庫県)・備前(岡山県など)・能登(石川県)・江戸出身の大工のほか、羽茂の春日一族や川茂・黒山など島内の大工がいたことが判明している。