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国指定 重要有形民俗文化財:船大工用具及び磯舟

記事ID:0005120 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

国指定 重要有形民俗文化財

船大工用具及び磯舟(ふなだいくようぐおよびいそぶね)

船大工用具及び磯舟の画像

指定種別(員数) 有形民俗文化財(968点)
指定年月日 昭和49年2月18日
所在地 佐渡市宿根木
所有者または管理者 佐渡市、小木民俗博物館管理

小木地区宿根木に伝わる船大工用具を中心に模型和船や船絵馬など宿根木の和船に関する各資料を包括したものとなっている。

江戸時代に廻船業の村として繁栄した宿根木は、船主と船乗り、そして船大工や鍛冶屋、桶屋などほぼすべての村民が廻船業に携わった生活を営み、和船を造る技術が盛んに伝わっていた。しかし、時代が進むにつれて廻船業が衰えると、船大工たちは宿根木の外での和船造りを余儀なくされ、昭和の戦後まで盛んに出稼ぎを行っていたという。

船大工用具は大工が自分に使い勝手が良いように工夫し、使い込んだ趣深いもので、奉納された和船模型や船型絵馬からは当時の和船構造や大きさを知ることができ、船上生活者が安全を願う信仰心が想像される。

指定された資料の内訳

船大工用具及び磯舟(968点)、附山出し用具(61点)、模型和船(2点)、船形絵馬(3点)
総計968点