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佐渡市指定 民俗文化財:ドウ押し

記事ID:0005172 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

佐渡市指定 民俗文化財

ドウ押し(どうおし)

ドウ押しの画像

指定種別 無形民俗文化財
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市月布施
所有者または管理者 月布施地区

「ドウ押し」は、両津地区月布施の毘沙門堂に奉納される厄落としの年中行事である。毘沙門堂は毎年正月3日を祭日とし、「ドウ押し」は夜に行われる。

この行事は勇壮な祭りとして知られ、鬼役の若い男衆が褌姿となり、25歳と42歳の厄男を一人ひとり天井高く胴上げし、堂内を練り歩く。囃子方は「ワッショイ、ワッショイ」とかけ声をかけ、木の棒や手足などで板戸を叩いて囃し立てる。やがて鬼たちは濡れた手で豆殻の灰を手に取り、厄男の顔にそれを塗り付けていく。最後には世襲の神主役の胴上げが行われ、この祭りは締めくくられる。

※令和3年より休止中