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指定種別 | 史跡 |
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指定年月日 | 昭和59年7月21日 |
所在地 | 佐渡市金田新田 |
所有者または管理者 | 個人蔵、佐渡市 |
遺跡は小木半島のほぼ中央部、標高約175メートルの丘陵上に広がっている。縄文時代前期末葉〜後期初頭の集落遺跡で、多数の土器や石器などが検出され、住居跡・土坑(どこう)・配石遺構などが確認されている。
検出された出土品の内、縄文前期末葉〜中期中葉の土器の文様には東北・北陸・中部・関東の各地との交流や影響が著しく認められ、佐渡が離島という特殊な環境下にあるもかかわらず、当時の人々が広範に活動していたことが推測できる。
なお、遺跡から出土した遺物群は、佐渡国小木民俗博物館に展示されている。