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新潟県指定 記念物:新穂玉作遺跡

記事ID:0005181 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

新潟県指定 記念物

新穂玉作遺跡(にいぼたまつくりいせき)

新穂玉作遺跡の画像

指定種別 史跡
指定年月日 昭和27年12月10日
所在地 佐渡市下新穂〜新穂舟下
所有者または管理者 新穂地区

下新穂と新穂舟下にわたる海抜約10メートルの水田地帯にある。「玉作遺跡」とは弥生時代中期中葉〜後期に細形の管玉を製作していた集落遺跡のことで、指定の遺跡は国中平野に十数ヵ所点在する「佐渡玉作遺跡」の内、新穂地区の「竹ノ花遺跡(小谷地遺跡)」・「桂林遺跡」・「平田遺跡」・「城の畠遺跡」の4遺跡の総称である。

遺跡からの出土品は近畿地方と密接な関係をもつ櫛目文土器が主体で、「竹ノ花遺跡」の名称から、竹ノ花式土器と命名された。玉はヒスイや碧玉(青玉石)・鉄石英(赤玉石)などの美しくて硬い石で作られた勾玉・管玉・角玉・平玉・臼玉・切子玉等の装身具で、これらは宝器や祭器として祭礼にも用いられたようである。

新穂玉作遺跡は昭和13年(1938)に発見されて以来、製玉技法が研究され、その後、佐渡国中一帯を始めとして越前・越後の各地でも弥生時代の玉作遺跡の存在が明らかになった。指定の遺跡は玉作遺跡研究の端緒として、玉作遺跡の多い佐渡の代表的な遺跡である。