ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

佐渡市指定 記念物:尾平神社のタブ林

記事ID:0005241 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

佐渡市指定 記念物

尾平神社のタブ林(おひらじんじゃのたぶばやし)

尾平神社のタブ林の画像

指定種別 天然記念物
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市相川大浦
所有者または管理者 尾平神社

相川地区大浦の尾平神社周辺に広がるこのタブ林は、集落北端の同神社の社叢を中心に、集落中央の安養寺付近にまで至る延長約300メートルの段丘斜面に分布しており、タブの自然林としては島内最大と目される。

また、林相は高木層をタブノキが占め、よく発達した参道両脇の林には樹高12メートル、幹囲0.9〜1.9メートルほどのタブの大木が生育し、中木層はヤブツバキ、低木層はマサキ・ヤツデ・ヒメアオキ、草本層はツワブキ・ヤブコウシ・ヤブラン・ベニシダ・イノデが優占しており、タブの極相林の状況をよく示している。