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佐渡市指定 記念物:佐渡国分寺のシイ林

記事ID:0005252 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

佐渡市指定 記念物

佐渡国分寺のシイ林(さどこくぶんじのしいばやし)

佐渡国分寺のシイ林の画像

指定種別(員数) 天然記念物(1群)
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市国分寺
所有者または管理者 国分寺

真野地区国分寺の国分寺境内にあるシイ林で、この林のシイノキの樹高はいずれも20メートル前後で、胸高直径60cm〜90cmほどの大木が一群をなしている。

シイノキはタブ・カシ類とともに日本の暖帯樹林を代表する主要樹であり、西南日本の暖帯域を主要な分布域として海岸沿いに北上している。中でも佐渡は日本の北限地域と考えられており、この林はシイノキの分布生態を知る上で重要である。

この林に隣接する佐渡国分寺跡とその周辺には約300本に及ぶ国分寺周辺自生のヤブツバキが植栽されている。かつての国分寺周辺の原植生はシイ林・ヤブツバキ林であったと考えられており、将来の原植生回復が期待されている。