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益田孝翁顕彰事業実行委員会

記事ID:0072071 更新日:2025年7月4日更新 印刷ページ表示

ご挨拶

佐渡は優れた風土と豊かな歴史・文化に恵まれ、多くの偉人・先駆者を排出してきました。
近代日本を支えた旧三井物産の創設者である益田孝(鈍翁)もその中の一人です。

この益田孝(鈍翁)を顕彰するため、2017年より佐渡鈍翁茶会を開催しています。

益田孝(鈍翁)生誕の地である相川での茶会を通して、郷土の偉人の一人である益田孝(鈍翁)の人柄と功績に触れていただければと存じます。

益田 孝(鈍翁)について

鈍翁画像
益田孝(1848-1938)は、佐渡の相川で生まれました。幼名は徳之進。
父の益田鷹之助が佐渡奉行所役人として務めており、鷹之助が函館に転勤になる7歳まで佐渡で過ごしました。

幕府の遣欧使節に随行。明治維新後は実業家となり、明治9年(1876)に当時27歳という若さで、総合商社・三井物産(旧三井物産)の初代社長に就任しました。
また、同じ年に日本経済新聞の前身である「中外物価新報」を創刊し、明治・大正時代の日本経済の発展に指導的な役割を担いました。

一流の経済人であると同時に茶人としても高名で、「鈍翁」と号し、「千利休以来の大茶人」と称されました。
また日本古美術の熱心な収集家でもありました。
海外に流出していこうとする日本の仏教美術などの多くを、私財を投じて購入し、あるいは茶の湯の伝統を愛し、茶室の造営にも熱心に取り組み、日本美術の保護に大きな役割を果たしました。

佐渡鈍翁茶会

鈍翁の茶は作法や流儀にこだわらない豪快なもので、流儀を超えて人と人との出会いを楽しむ「交際の茶」を理想としていました。

益田孝の父「鷹之助」が務めた佐渡奉行所を会場に佐渡鈍翁茶会を開催します。

佐渡鈍翁茶会2025