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ハンセン病は、「らい菌」という細菌よる感染症ですが、感染力は弱く、感染したとしても発病することは極めてまれで、万一発病しても現在では治療法も確立し、早期発見と適切な治療により後遺症も残りません。
ハンセン病についての正しい知識が伝えられなかったことや、国の誤った政策などにより、ハンセン病にかかった患者・元患者やその家族が、周囲の人々の誤った知識や偏見等によって、日常生活、職場、医療現場等で差別やプライバシー侵害等を受ける問題が今でも起きています。
元患者の方々やその家族に対する偏見や差別をなくすために、私たち一人ひとりが、この問題は人権問題であることを正しく理解し、ハンセン病やそのたどってきた歴史について正しい知識を持ち、解決のために努力していく必要があります。
冊子「ハンセン病問題を知る~元患者と家族の想い~」(法務省) [PDFファイル/35.02MB]
パンフレット「ハンセン病の向こう側」(厚生労働省) [PDFファイル/4.07MB]