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トキとの共生ルール

記事ID:0001159 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

トキの観察ルール

佐渡では、ボランティアをはじめ多くの方々にご協力を頂きながら、放鳥したトキのモニタリング(追跡調査)を行っています。トキの行動を継続的に把握することは、より良い放鳥の方法を検討することや、トキにとって重要な環境を明らかにすることに役立ちます。トキを観察するにあたり、以下の4つのルールを守るよう心がけ、トキが安心して生活できる環境を大事にしましょう。

やさしく静かに見守りましょう

やさしく静かに見守りましょうの画像

トキを驚かせないように、やさしく静かに見守りましょう。
トキを見るときは、双眼鏡などで遠くから静かに観察しましょう。
車から降りずに観察しましょう。

トキに餌付けをしないようにしましょう

トキに餌付けをしないようにしましょうの画像

トキは野生生物です。放鳥されたトキは自分でエサをとるように
一定の訓練が行われています。
エサを与えるのではなく、エサが豊富な自然を再生していきましょう。

繁殖期間はトキの巣に
近づかないようにしましょう。

繁殖期間はトキの巣に近づかないようにしましょう。の画像

3月から6月は、トキの繁殖期です。この時期に人が近づくと、
巣づくりや子育てをやめてしまうことがありますので、
できるだけ人の姿を見せないことが大切です。
観察や撮影などでトキの巣には近づかないようにしましょう。

トキを観察する時は
地域に迷惑をかけないようにしましょう

やさしく静かに見守りましょう

トキは集落周辺の水田、草地、沢などでエサをとり、
木の上に巣をつくります。観察する時は、無断で私有地や
農道に立ち入らないでください。
また、農道や林道に駐車して通行の妨げにならないようにしましょう。


トキの野生復帰の取組イメージ図