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ヒトパピローマウイルス感染症ワクチン(HPVワクチン)接種について

記事ID:0036728 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

HPVワクチン接種の積極的勧奨の再開について

ヒトパピローマウイルス感染症ワクチン(HPVワクチン)接種は、ワクチン接種後の副反応について十分に情報提供できない状況にあったことから、国の勧告により平成25年6月から令和3年度までの間、予防接種のお知らせをお送りしていませんでした(積極的な勧奨の差し控え)。

この間、国においてHPVワクチンの有効性及び安全性に関する評価、HPVワクチン接種後に生じた症状への対応、HPVワクチンについての情報提供の取組み等について継続的に議論が行われてきました。その結果、最新の知見を踏まえ、HPVワクチンの安全性について特段の心配が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたため、令和4年4月より積極的な勧奨を再開しました。

また、勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方に対して公平な接種機会を確保する観点から、キャッチアップ接種の対象として、平成9年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた女性について、令和7年3月末までの間で接種機会が設けられています。

さらに、令和5年4月から新たに9価ワクチンが定期接種で使用できるように承認されました。

ワクチンの効果について

HPVワクチンにより、子宮頸がんを起こす原因となるHPVの一部種類の感染を防ぐことができます。
また、HPVワクチンで、がんになる手前の状態(前がん病変)が減るとともに、がんそのものを予防する効果があることもわかってきています。

HPVワクチンを受けていても、子宮頚がん検診は必要です。20歳になったら、2年に1度は検診を受けることが大切です。

副反応について

HPVワクチン接種後には、以下のとおり体の変化がみられることがあります。

多くの方に起こる症状

  • 注射した部分の痛み、腫れ、赤み
  • 疲れた感じ、頭痛、腹痛、筋肉や関節の痛み

その他の症状

  • 注射した部分のかゆみ、出血、不快感
  • 発熱、めまい
  • 発しん、じんましん
  • 緊張や不安、痛みなどをきっかけに気を失う

まれに起こるかもしれない重い症状

  • 呼吸困難、じんましんなどを症状とする重いアレルギー(アナフィラキシー)
  • 手足の力が入りにくいなどの症状(ギラン・バレー症候群)
  • 頭痛、嘔吐、意識の低下などの症状(急性散在性脳脊髄炎(ADEM))

参考資料

ワクチンに関する情報については、厚生労働省ホームページ<外部リンク>でも掲載されています。

HPVワクチンの効果と接種による副反応のリスクを十分に理解した上で、医師とよく相談して接種を行ってください。

対象と費用

接種対象と接種可能な期間

  • 定期接種:12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間の女性
  • キャッチアップ接種:平成9年4月2日から平成19年4月1日生まれの方で、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない女性は令和7年3月末まで

なお、標準的な接種期間は、中学校1年生(13歳となる日の属する年度の初日からの1年間)のときです。

接種回数と接種間隔

ワクチンの種類によって接種回数と間隔が異なります。下図のいずれか1種を接種してください。

接種医療機関によってどのワクチンを接種できるかは、異なりますので、予約の際にご確認ください。

ワクチン別の接種間隔イメージ

費用

無料

ただし、接種可能な期間から外れると全額自己負担となります。

通知スケジュール

佐渡市では、下表のとおり予防接種のお知らせをお送りすることで計画しています。

通知時期よりも早く接種を受けたい等で予診票等が欲しい場合は、佐渡市市民生活部健康医療対策課にお電話いただくか、こちらの入力フォームでお申出ください。

通知スケジュール
出生日

通知時期

(定期接種)平成19年4月2日から平成20年4月1日までの間に生まれた女性 令和4年4月発送済
(定期接種)平成20年4月2日から平成23年4月1日までの間に生まれた女性 令和5年4月発送済
(定期接種)平成23年4月2日から平成24年4月1日までの間に生まれた女性 令和6年4月発送予定
(キャッチアップ)平成9年4月2日から平成14年4月1日までの間に生まれた女性 令和4年4月発送済
(キャッチアップ)平成14年4月2日から平成18年4月1日までの間に生まれた女性 令和5年4月発送済
(キャッチアップ)平成18年4月2日から平成19年4月1日までの間に生まれた女性 令和4年4月発送済

予防接種実施医療機関

予防接種を受けるには事前予約が必要です。
詳細は以下の一覧でご確認ください。

接種当日の持ち物

  • ヒトパピローマウイルス感染症予防接種予診票
  • 母子健康手帳またはHPVワクチン接種済証

なお、満16歳未満のお子様が1人で予防接種を受ける場合は改めて同意書及び予診票が必要になります。
この場合、事前にこちらのフォームからお申し込みいただくか、佐渡市市民生活部健康医療対策課までお問い合わせくださいますようお願いします。

接種後の注意点について

  • 予防接種を受けたあと30分間は、急な副反応が起こることがあるので、接種場所で安静にしてください。
  • 接種当日は、はげしい運動はやめましょう。
  • 入浴は差し支えありませんが、接種部位はこすらないように注意しましょう。

相談窓口について

接種後に、健康に異常があるとき

次のような症状が出たら、接種した医療機関等にワクチンを受けたことを伝えて、相談してください。

  • 注射の針を刺したときに強い痛みやしびれを感じた
  • ワクチンを受けた後に、注射した部分以外のところで、痛みや手足のしびれ・ふるえなど気になる症状や体の変化がある

相談先:接種を行った医師・かかりつけの医師

接種に関して不安や疑問があるとき、困ったことがあるとき

相談先:

  1. 医療、救済などに関すること:新潟県福祉保健部感染症対策・薬務課 電話番号025-280-5200
  2. 学校生活に関すること:新潟県教育庁保健体育課 電話番号025-280-5622

受付日時:月曜日から金曜日 8時30分から17時15分

HPVワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般についての相談

相談先:感染症・予防接種相談窓口 電話番号050-3818-2242(厚生労働省が外部民間業者へ委託している相談窓口です。)

受付日時:平日9時から17時(土曜、日曜、祝日、年末年始は除く)

予防接種による健康被害救済に関する相談

相談先:佐渡市市民生活部健康医療対策課 電話番号0259-63-3115

受付日時:平日8時30分から17時(土曜、日曜、祝日、年末年始は除く)

参考:健康被害救済制度に関するページ

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