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佐渡市指定 有形文化財:木造閻魔大王坐像、他

記事ID:0005004 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

佐渡市指定 有形文化財

木造閻魔大王坐像、他(もくぞうえんまだいおうざぞう、ほか)

木造閻魔大王坐像、他の画像

指定種別(員数) 彫刻(6躰)
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市羽茂本郷
所有者または管理者 個人蔵

これらの像の像高は閻魔大王が55cm、その他の十王3像が48cm、懸衣翁が48cm、三途河婆が29cmとなっており、いずれも頭部がはめ込み式で、玉眼もはめ込み作り、体は前後矢引き寄造で、内側をくり抜き、彩色が施されたものである。

また、閻魔大王像の胎内前面及び同後面にある墨書の内容から、作像仏に際し弘仁寺が関与していたこと、室町初期の明徳5年(1394)に作り始められたこと、応永3年(1396)が落成の年であったことが判明しているほか、享保元年(1716)に補修されたことが確認されている。

この堂宇には指定の6体の像のほかに、享保の補修時に補充用として制作されたと思われる6体の像も現存し、安置されている。