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佐渡市指定 有形文化財:金子勘三郎家文書

記事ID:0005075 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

佐渡市指定 有形文化財

金子勘三郎家文書(かねこかんざぶろうけもんじょ)

金子勘三郎家文書の画像
笹川十八枚村砂金山地図

指定種別(員数) 古文書(331件)
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市西三川
所有者または管理者 個人蔵

真野地区西三川の笹川集落は佐渡最古の砂金山「西三川砂金山」の中心を担った村で、金子勘三郎家は江戸時代の笹川村の名主であり、明治時代には戸長や副大区長などを務めていた。

西三川砂金山の砂金は、古くから笹川に流れる笹川川の川筋を中心に採取されていた。笹川のかつての村名「笹川十八枚村」の「十八枚」とは、江戸時代に月額18枚の砂金(1枚は10両)で砂金流しを請け負い、運上を納めたことに由来している。

この古文書は、西三川砂金山の鉱山史とその中心地であった笹川集落の隆盛を伝えるものであり、歴史資料として貴重である。