佐渡の文化財

新潟県指定 有形文化財
蔵王ざおう遺跡いせき出土品しゅつどひん

(左)内行花文鏡、(右)1号掘立柱建物出土 礎板

指定種別(員数)考古資料(222点)
指定年月日平成30年3月23日
所在地佐渡市新穂瓜生屋(新穂歴史民俗資料館)
佐渡市真野新町(埋蔵文化財整理室)
所有者または管理者佐渡市

蔵王遺跡は新穂地区に位置し、国中平野のほぼ中央の国府川と大野川に挟まれた標高約10メートルの沖積地上に立地している。弥生時代中期後半(約2000年前)・弥生時代後期末葉〜古墳時代前期前半(約1800〜1700年前)の遺跡で、平成8〜9年度に県営ほ場整備事業に伴い、発掘調査が行われた。

調査の結果、内行花文鏡(ないこうかもんきょう)や珠文鏡(しゅもんきょう)、銅鏃(どうぞく)といった金属製品、建物跡から出土した木製品(柱・礎板・地中梁など)、鳥形土製品、ガラス小玉など、弥生時代後期末葉〜古墳時代前期前半の貴重な資料が多数出土した。なお、1号掘立柱建物跡出土礎板は年輪年代測定の結果、考古遺物ではめったに出ることがない暦年代(西暦272年・288年)も提示された。

礎板や地中梁などの当時の建物の基礎構造の分かる貴重な資料や、社会的な権威を示すために使われた資料など、学術的価値の高い資料が見られることから、多数の出土品のうち、土器62点・土製品3点・金属製品3点・ガラス製品4点・木製品150点の計222点について、新潟県有形文化財(考古資料)に指定された。

ページ先頭へ