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佐渡市指定 記念物:南片辺のキタゴヨウ林

記事ID:0005266 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

佐渡市指定 記念物

南片辺のキタゴヨウ林(みなみかたべのきたごようばやし)

南片辺のキタゴヨウ林の画像

指定種別 天然記念物
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市南片辺
所有者または管理者 個人蔵

相川地区南片辺にあるこのキタゴヨウ林は、大塚山の北側斜面、通称「舟山」の海抜400メートルほどの尾根に自生し、その範囲は9,742平方メートルに及ぶ。

ゴヨウマツの名は五葉松、つまり5針(5枚)の葉が来生することに由来し、その品種は関東以西、四国・九州に自生する暖地系のヒメコマツと、本州中部以北から北海道に自生する寒地系のキタゴヨウマツの2種類に分けられる。佐渡に分布するゴヨウマツは寒地系のキタゴヨウマツであるが、小佐渡には自生しておらず、大佐渡でも海府側斜面に点在するのみである。

このキタゴヨウ林は海府側斜面の原植生として、佐渡最大のキタゴヨウマツの天然林として貴重である。