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クルーズ船を運用されている皆さまへ【佐渡島への寄港をご検討ください】
佐渡島の概要
佐渡島は新潟県の沖合に位置し、面積は約855平方キロメートル、海岸線が約280kmある日本海側最大の離島です。その大きさは、国内では東京23区や淡路島、海外ではグアム島やプーケット島の約1.5倍の広さがあります。島の気候は沖合の海流の影響から本土に比べ温暖で降雪量も少なく、夏涼しく冬暖かく過ごしやすい環境となっています。島には寒暖両系の様々な植物が自生しており、海産物はもとより、米や果樹などの多種多様な農産物も豊富であり、一年を通じて食材にも恵まれています。
古くは北前船西廻り航路の寄港地として、また江戸時代には佐渡金銀山により江戸幕府直轄の天領として栄え、町人・貴族・武家などの文化や風習が交じり合った独特な文化が形成されたことから、佐渡は【日本の縮図】といわれています。更に、2024年7月27日に、「佐渡島の金山」がUNESCO世界文化遺産に登録されました。
佐渡市では、2013年から【両津港】【二見港】【小木港】の3港を拠点としたクルーズ船の誘致を本格的に行い、2014年には「佐渡市クルーズ船誘致連携会議」を設置し、新潟県と各関係団体との情報共有や連携を行うことで官民一体となった受け入れ体制の強化を図っています。2015年には「佐渡港サポーターズクラブ」を設立、『島民挙げてのおもてなし』をキャッチフレーズに寄港したお客様の一生心に残るおもてなしを目指しています。
寄港実績として、2023年、2024年ともに9回、クルーズ船をお迎えしています。入出港の際には「佐渡港サポーターズクラブ」を中心に島民挙げて心を込めたおもてなしをいたしますので、ぜひ佐渡島への寄港をご検討ください。
佐渡の玄関口 両津港
両津港は島の東部 両津湾の最奥部に位置します。古くから商港・漁港として栄えた天然の良港で1951年に重要港湾に指定されています。物流の拠点であるとともに佐渡の玄関口として主要な観光地へのアクセスポイントにもなっており、特に春は高山植物を楽しむドンデン高原、夏は海水浴、秋は紅葉、冬は寒ブリや牡蠣など豊かな観光資源を誇っています。
施設名 | 港からの所要時間 |
---|---|
トキの森公園 | 15分 |
トキのテラス | 20分 |
大佐渡石名天然杉 | 55分 |
大野亀 | 55分 |
トキの森公園
「トキ資料展示館」には保護増殖・野生復帰などの資料が展示されています。
「トキふれあいプラザ」は飼育ケージ内を生息環境に近い状態にし、トキの採餌、時期によっては抱卵・子育てなどトキの生態を間近で観察することができ、運がよければ2センチの至近距離で観ることができます。[リンク]
トキのテラス
屋上には野生下のトキとトキが暮らす美しい佐渡の田園風景を一望できる展望デッキがあり、2階には野生下のトキの暮らしをなどを楽しく学べる展示室もあります。[リンク]<外部リンク>
大佐渡石名天然杉
特異な自然環境は育んだ杉の巨木が林立する原生林。中には樹齢300年を超えるものもあります。[リンク]<外部リンク>
大野亀
「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」二つ星の佐渡最北端にそびえ立つ巨大な一枚岩。トビシマカンゾウの群生地となっており、黄色い花が一面に広がる季節は絶景です。[リンク]<外部リンク>
金銀山への街道筋 二見港
佐渡島の西部・真野湾の入口に位置し、古くから船舶の避難港として利用されています。
二見港の近隣には、世界文化遺産登録を目指している「佐渡金銀山」や国定公園として景勝地となっている「尖閣湾」などの観光資源が集中しており、佐渡観光では見逃すことのできないスポットとなっています。
施設名 | 港からの所要時間 |
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きらりうむ佐渡(佐渡金銀山ガイダンス施設) | 20分 |
史跡佐渡金山 | 20分 |
北沢浮遊選鉱場跡 | 20分 |
大間港 | 20分 |
史跡佐渡奉行所跡 | 20分 |
尖閣湾(尖閣湾揚島遊園) | 30分 |
きらりうむ佐渡
佐渡金銀山遺跡への玄関口として現地見学の拠点となる施設。施設内では佐渡金銀山の魅力や価値を映像・模型等でわかりやすく紹介します。[リンク]
史跡佐渡金山
江戸時代から1989年の操業休止まで国内最大の金銀山として78トンの金と2,330トンの銀を産出しました。
2024年7月27日にUNESCO世界文化遺産に登録された「佐渡島の金山」構成資産の一つです。[リンク]<外部リンク>
北沢浮遊選鉱場跡
日本で最初に金銀鉱石の浮遊選鉱法を採用、施設完成後の鉱石処理量は1か月5万トン以上に達し、その設備規模は「東洋一」とうたわれました。[リンク]<外部リンク>
大間港
1892年に完成した鉱山専用の港です。金銀などの鉱物の搬出や石炭などの生産に必要な物資の搬入用として整備され、コンクリート普及以前に利用されていた「たたき工法の護岸」や「クレーン台座」「トラス橋」が現存しています。[リンク]<外部リンク>
史跡佐渡奉行所跡
佐渡金銀山の開発に伴い佐渡は江戸幕府の直轄地「天領」となり奉行所が置かれました。司法・行政を行う「お役所」「お白洲」部分や金銀を製錬する「寄勝場(よせせりば)」などが復元されています。[リンク]
尖閣湾(尖閣湾揚島遊園)
国定公園の指定や「日本の渚百選」に選ばれており高さ30mにもおよぶ絶壁と海面に屹立(きつりつ)する岩の造形は絶景です。海中透視船で尖閣湾内を遊覧でき、船内から海中を泳ぐクロダイの群れを見ることができます。[リンク]<外部リンク>
北前船寄港地 小木港
佐渡島の南端に位置する天然の良港で1974年に重要港湾に指定されています。古くは北前船の寄港地として栄えた港であり、現在はその歴史的魅力が認められ日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」に認定されています。
小木港周辺には「たらい舟」や国の重要伝統的建造物群保存地区に認定された「小木町」・「宿根木」など人気の観光地があります。
施設名 | 港からの所要時間 |
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たらい舟 (力屋観光汽船、矢島体験交流館、宿根木はんぎり) |
5~15分 |
宿根木 | 15分 |
たたこう館(佐渡太鼓体験交流館) | 15分 |
佐渡国小木民俗博物館(千石船展示館) | 15分 |
佐渡西三川ゴールドパーク | 20分 |
たらい舟
現在も実際の漁に使用されている「たらい舟」。小木港周辺には[力屋観光汽船<外部リンク>][矢島体験交流館<外部リンク>][宿根木はんぎり<外部リンク>]3か所の体験施設があります。
宿根木(しゅくねぎ)
船板などを利用した板壁の民家100余棟が密集する町並みは国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。
また、日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」に認定されています。[リンク]<外部リンク>
佐渡太鼓体験交流館(たたこう館)
太鼓芸能集団「鼓童」のメンバーや鼓童スタッフが指導してくれる体験施設。初心者でも気軽に和太鼓を楽しめます。[リンク]<外部リンク>
佐渡国小木民俗博物館
旧宿根木小学校の校舎を利用した博物館。漁業や船大工の資料や民俗資料などが展示されており、当時、宿根木で建造された千石船を復元した「白山丸」も展示しており船内も見学できます。[リンク]
佐渡西三川ゴールドパーク
佐渡最古と伝わる「西三川砂金山」跡地に建つ体験型資料館。「砂金採り体験」は誰でも簡単にチャレンジでき、採った砂金は持ち帰ることができる人気の体験です。[リンク]<外部リンク>