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参議院議員通常選挙における投票用紙の誤交付に係るお詫びと再発防止について

記事ID:0040722 更新日:2022年8月8日更新 印刷ページ表示

 令和4年7月10日に執行された参議院議員通常選挙において、佐渡市第81投票所で午前7時の投票開始から12時ころまでの間、選挙区選挙の投票用紙と比例代表選挙の投票用紙を取り違えて交付するという重大な投票事務の不適正事案を発生させてしまいました。

 このことにより48名もの有権者の方々の二つの投票がご本人の意思とは無関係に無効となったものと推定されます。事の重大性を非常に重く受け止めており、選挙の管理執行を担当する選挙管理委員会を代表し、深くお詫び申し上げます。

 この投票用紙の誤交付は、投票用紙交付係のそれぞれの机に設置する際に、間違って配置したことで生じたものです。投票用紙を適正な投票用紙交付係の机に配置することは、これまでも同様に行ってきた実務であり、殊更に困難な実務ではありません。にもかかわらず、こうした事態が発生したことは、慢心からくる思い込みにあるのだと考えております。疑うことをせずに、大丈夫だと考えてしまう慢心が、今回の事案の原因だと考えております。

 再発防止策としましては、投票が同時に複数ある選挙の際は、これまでの票の枚数確認のほかにその交付係の机への配置についても複数人の目で確認することを徹底し、今回のような不適正事案を起させないようにしたいと考えております。

 民主主義の根幹である選挙執行において、選挙事務担当者の不適正な事務対応で有権者の方々の投票権が無効となったことは、大変重大なことであり、二度と同じことを繰り返してはならないと肝に銘じておるところです。

 一旦、失墜した信頼を回復することは、決して容易なことではないとは思いますが、これからの選挙執行をひとつひとつ確実に、適正に執行していきたいと考えております。

 改めまして、投票用紙の誤交付を受けた48名の有権者の方々並びに市民の皆さまにお詫びするとともに、再発防止と信頼回復に努めてまいります。

 

                          令和4年8月8日

                          佐渡市選挙管理委員会委員長 佐藤 金満