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6 教育と文化の島づくり(令和3年度:施政方針)

記事ID:0022638 更新日:2021年3月2日更新 印刷ページ表示

[令和3年度]施政方針


6 教育と文化の島づくり

教育については、佐渡の宝である子どもたちが将来に希望を抱き、郷土を愛し、誇り高く成長することが、佐渡に賑やかさを取り戻す第一歩であり、そのための教育がとても重要であると考えております。

このため、幼少期から佐渡を知る取組や中学生が実施する課題解決型職場体験など、「郷土愛を軸としたキャリア教育」を実践することで、ふるさとに誇りをもち、世界に羽ばたくことのできる子どもたちの育成に全力で取り組んでまいります。

また、成長後は佐渡に戻る人、戻れなくても佐渡を支援していただける人、支援できなくても佐渡を想い発信していただける人など、佐渡出身の子どもたちが関係人口を巻き込み、佐渡を支える人材となる教育にも取り組んでまいります。

さらには、市内の学校と地域の様々な団体が一体となり、多様な教育に取り組めるよう「佐渡教育コンソーシアム」を設立し、小・中学校や高等学校、中等教育学校など、それぞれの特色の見える化を図り、市外から学生を呼び込む島留学の体制づくりや、子どもたちが佐渡の未来づくりへ参画できる取組などを始めてまいります。

ジュニアスポーツにつきましては、大変喜ばしい報告がございます。昨年11月に開催された「第13回新潟県六年生選抜交流野球大会」ではオール佐渡が優勝し、全国大会に出場することになりました。また、本年1月に開催された「日本小学生バドミントンフェスティバルINくまがや」では、男子シングルス6年生以下の部で金井小学校の児童が優勝するなど輝かしい成績を収めております。

また、佐渡高等学校のバレー部もすばらしい活躍をみせており、佐渡の子どもたちや指導者、そして保護者の皆様に敬意を表するところです。

さらに、分野は違いますが「第22回米・食味分析鑑定コンクール」では、金井小学校が特別優秀賞を受賞するなど全国を舞台に活躍しております。

このような全国で活躍する佐渡の子どもたちや指導者への支援が必要であると考えており、島外遠征費用や指導者の資格取得経費について補助を拡充するなど、皆様の活躍を支援してまいります。

 

これらの柱を中心に、元気で賑やかな島づくりに挑戦をしてまいります。しかしながら、人口減少などによる歳入の減少、市民生活におけるライフラインの更新や維持管理などに大きな経費がかかり、収支の悪化を想定し、引き続き行政改革を進めていかなければなりません。

令和3年度は、事業の見直し、職員の評価、研修など職務の効率的な運用に伴い、人件費の抑制を進め、新しい総合計画の策定とあわせ、安定した財政運営について取り組んでまいります。

 

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