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「介護予防・日常生活支援総合事業(通称:総合事業)」とは、高齢者が要介護状態などになることを予防し、地域で自立した日常生活を続けていけるように支援するための事業です。
なお、本ページでいう「事業対象者」とは、虚弱高齢者の方を指します。具体的には、要支援1・2と認定された方や、基本チェックリストにより生活機能の低下が見られた方を指します。
25問の簡単な質問に、「はい」 「いいえ」で答えることで、「運動機能」、「栄養」、「口腔機能」、「生活機能」、「閉じこもり」、「認知症」、「うつ」の7つの機能や症状についてチェックすることができます。
事業対象者を要介護状態にしないため、個人の状態にあわせた介護予防ケアマネジメントに基づき、通所や訪問での事業を実施します。
利用者が自立した生活ができるよう、ホームヘルパーによる入浴や食事など生活の支援が受けられます。
おおむね3か月程度の短期間で、保健師などが訪問し、必要な相談指導などを実施します。
利用料金はかかりません。
デイサービスセンターで、食事・入浴などの基本的サービスや生活行為向上のための支援、目標に合わせた選択的サービスが利用できます。
おおむね3か月程度の短期間で、運動器の機能向上を中心に、口腔機能の向上、栄養指導を一体的に行う複合プログラムを提供します。
利用料金は1回あたり300円です。
旧介護予防訪問介護相当サービスや旧介護予防通所介護相当サービスは、サービスに必要な費用の1割〜3割を、利用者の方に負担していただきます。
ただし支給限度額が決められており、それを超える費用は全額自己負担になります。
なお、要支援と認定された方は、総合事業と介護予防給付と一体的に計算します。支給限度額は次のとおりです。
要介護度 | 事業対象者・要支援1 | 要支援2 |
---|---|---|
利用限度額 | 50,320円 | 105,310円 |
利用者負担(1割) | 5,032円 | 10,531円 |
利用者負担(2割) | 10,064円 | 21,062円 |
利用者負担(3割) | 15,096円 | 31,593円 |
65歳以上の方を対象とし、一般介護予防の基本的な知識を啓発したり、ボランティアを育成するための教室などを開催します。
65歳以上の高齢者(要支援・要介護者を除く)を対象に、ご自宅を訪問し、高齢者実態把握として基本チェックリストを実施し、介護が必要となるおそれの高い65歳以上の方を把握します。予防事業対象者と判定された方には、通所型サービスや訪問型サービスのご利用をおすすめします。
市の委託事業者が高齢者のお宅を訪問し、生活の様子や心身の状態などをお伺いしています。趣旨をご理解いただき、可能な範囲でお話をお聞かせください。
主に65歳以上の方を対象に、できるだけ長く自立して自分らしく生涯現役で過ごすために、各地で介護予防事業を行っています。
健康長寿をめざして、ぜひご参加ください。
いつまでもイキイキと自分らしく生きるための支援として、市内各地域で介護予防教室を実施しています。
※ 新型コロナウイルス等の感染症拡大の状況により教室を中止することがあります。
CNSテレビ(112チャンネル)で、自宅で体を動かせる運動の紹介をしています。(15分番組)
読み書き、簡単な計算の教材を使って、継続的に学習することで、脳の若返りをめざす教室です。
各地区の集会場などを会場に、高齢期の栄養改善の学習や地域の健康課題を一緒に考える教室です。
健康寿命を延伸するため、関係機関と連携し、低栄養予防やフレイル予防について、検討会やお弁当コンテスト・講演会等を行っています。
介護予防に関するボランティアなどの人材育成や支援を行います。具体的な事業は次のようなものです。
ボランティア活動を通じて社会に貢献するとともに、自らの介護予防にもつなげることを目的とした制度です。
市内のボランティア受入施設でボランティア活動に参加するとポイントがもらえ、たまったポイントは、現金に交換したり、トキ環境整備基金へ寄附することができます。
地域の高齢者を支える介護予防のボランティアを育成するための教室です。
太鼓を使った認知症・介護予防運動を普及するサポーターを育成・支援します。
読み書き計算「しゃきっと教室」の学習サポーターを育成する研修です。